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ベルリンでの日々

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2018年12月よりドイツ・ベルリンで暮らす夫婦の日々の暮らしを残していきます。その時感じたことや、思ったことなど。小松崎拓郎と荻原ゆかが交互に更新。
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#デザイン

包装ゼロのスーパー「Original Unverpackt」に行って感じたデザインの敗北と可能性

ベルリンにきてから、やけに"ビン"の容器が多いことが気になった。ジャムはもちろんのこと、すぐ使い終わるパスタソースやヨーグルトまでビン。ドイツといえばビールだが、ビールもビンが主流。(缶もあるけど) 驚いたのは、ベルリン生活でみない日はないというほど愛されている「ヌテラ」(ヌテラのお菓子もあるよ!)。パートナーの好物で日本でも食べていたので、こっちでも買ってみるとこれもずっしり重い。日本ではプラスチックの容器でも、ドイツではビンなのである。 はじめは「なんでだろう?」

Nürnbergにある一人経営のカフェ「店員さんファースト」なのに感じる居心地のよさ

オフィスと持たないリモートワーカーである私たちは、仕事ができるwi-fiがある場を求めてよく奔走している。 一昨日も「締め切り間近の連絡を日本時間のその日までに出さなくては……!」と出先でwi-fiのあるカフェを探していた。その日はSIMカードのセットアップをしなくては行けなくて、運悪く2人ともSIMカードの電波が入らなくなってしまい、スマホなしの状態で移動をしなくてはいけなかった。 そんな形で適当な電車にのったら流れ着いたプランツラウァーベルク。おしゃれなカフェや雑貨屋

Berlinの部屋やお店にある”花”や”絵”から考える

久々に晴れ間がみたえた日、その太陽光を逃すまいとつかさず外にでることにした。 ベルリンに住む人々は「晴れるだけで幸せな気持ちになる。幸せのハードルが下がる。」という話をきき、本当にそうなのか?って半信半疑できたが、実際あまりの晴れの少なさに、早くも太陽を信仰したくなる気持ちにかられるようになった。 ビタミンDを生成するために、公園の方に向かって歩き近くの気になっていたカフェへ。 そのカフェが素晴らしく、大きな窓は日の光を取り込み、黄色・水色・紫とカラフルだけど調和がとれた明