191111 「信頼」という絵の具 - レオナルド・ダ・ビンチの絵に思うこと

昨日の NHK の番組で
レオナルド・ダ・ビンチの絵について放送していた

彼の絵は特別な技法だという
詐欺師には真似ができないらしい

なぜか
割が合わないからである

時間がかかり
手っ取り早くする贋作ではできない。

皮膚の輝きを出すための技法として
何層も薄く絵の具を塗るそうだ

なんども塗装をする

そうすると手間と時間がかかる
もしかすると彼の人生の時間では終わらなかったかもしれない
しかしそれは彼にとっては大切でなかったのかもしれない

すべての仕事がそうだと思う

何度も接触する
そのうち、お互いに協業する話が出てくる

でもそのためには
「信頼」という
絵の具

すこしづつ
すこしづつ
描いていかなければならないのだ

時間がかかる

それが「ほんもの」である

詐欺師にはそれができない

だから人は「時間」に価値を見出すのだと思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?