はまったなー音楽(2022年6月前半)
6月です。暑い暑い夏だ夏だと言っていたらいつの間にか雨が降るようになって梅雨だ梅雨だと言っているのが今です。早いですね。
では今月前半のはまったなーな音楽はこちら。
全部ヒップホップです。見ていきましょう。
1. Scarf & the SuspenderS "スカーフとトワレ"
仕事しながらだらだらSpotifyを再生していたら流れてきました。
バンド名は恥ずかしながらそのとき初めて知りましたが、とにかくトラックが洗練されててやばい。
おしゃれさと儚さのピアノリフに硬いベースライン、ダブっぽいギターのディレイがたまらない。
歌詞の観点だと啄木の引用(『一握の砂』)が入っていたりなんとなくインテリな感じもありつつ、ネガの中の一筋のポジを信じる、という雰囲気が良きです。
2. HEJIRUMAJIRU "ちんぽこ兄弟"
これもSpotify様々ですね。シモワードが苦手な方はすみません。
トラックは敬愛するGREEN ASSASSIN DOLLAR御大です。メローなフェンダーローズ(?)的なコード弾きがまず多幸感に満ちすぎている。
ドラム・ベースのリズム隊が圧倒的にグルービー。
歌詞はタイトル通りちんぽこを念頭に置いたものになってますが、やっぱりヒップホップは謎の自己肯定感がいいんですよね。
特にここの歌い上げがグッときてハッとしてブチ上がっちゃいます。
3. METEOR, CHIN-HURTZ "悪霊退治 PART.9"
METEORさんといえばこちら…
ではないです(世間的には)。
『Diamond』というアルバムが2009年リリースですが代表作と言われるやつです。
近年はオッドタクシーというアニメで敵キャラの声優をやったことで名前を知っている方もいるかもしれません。オッドタクシーは面白いのでAmazonに血税を納めている方はご覧になってください。
ラッパーのCHIN-HURTZさんと共同名義のアルバム『聴く力王』(力王の方は何と読むのだろうか)に入っている「悪霊退治 PART.9」を挙げました。
実は「悪霊退治」と名の付く曲はこのアルバムに11曲あり、他にもPART.8, PART.10, PART.14 あたりも好きなのですが無理やり絞りました。
「悪霊退治」はMETEORさんとCHIN-HURTZさんがその名の通り悪霊退治をするシリーズ作品です。詳細はよくわかりません。
ビートの中毒性が高くて特にこのアルバムは通しでおすすめできます。
特に好きな歌詞(METEORパート)は下の箇所です。
METEORさんのリリックは等身大というよりまっさらというか、むきだしなのが刺さります。
それではこんなもんで。
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