知られないと活動していることにならないんだなあ(191105)
○ジャンププラスで私の漫画がピックアップされ、先日最終回が紹介された。
実は漫画自体は去年に終えており、ジャンプルーキーの漫画をジャンププラスが毎週1話ずつ公開していたということらしい。
本当にありがたいことに、たくさんの嬉しい感想を頂いた。こんなに漫画でほめられるなんて、すごいことだ。
「あたたかい気持ちになれました」
「感動しました」
「タイトル回収で胸がジーンとした」
「次回作も楽しみにしています」
ん。
次回作というか
すこし驚いたことに、この「次回作期待!」という声がけっこう多い。
どういう意味なのだろうかとしばし考えてしまった。
冒頭の通り、漫画自体は去年に終え、次回作にあたる漫画は現在進行形で公開している。あと、他にも作品は投稿しているのだが・・・。それは読まれていないのかな。
「当作がよかったので、次回もこういう作品を描いてね」ということか。あるいは
「待っていれば勝手に評判が届くような次回作を期待しています」ということだろうか。
だとすると、なかなか苦しいものがある。最近でも好きな話を細々と描いているのだが、それが届いていないと、傍から見れば私は筆をおいていることになってしまうんだなあと、卑屈だとわかりつつもちょっと思った。
知られないと活動していることにならないんだなあ。
悔しさがあったので、宣伝みたいなことをした。
昨今、インターネットで作品を公開している人間の、各サイトのプロフィールページなどに飛べば、いくつか作品を列挙していることがほとんどなので、1作品を好きになったら、他の話も少し覗いてみると、作者は喜ぶだろう。
あーあ、なんて気持ち悪い日記。さようなら。
(大口敲工)
まんがを読んでくださいね。