比べるって良い事?悪い事?

出来る人出来ない人

頭が良い人悪い人

運動できる人出来ない人

仕事が出来る人出来ない人

これを見て何か想像できましたか?

何となく想像出来ますよね?

これが容易に想像出来る。

それはそうなんですよね。

世の中にある物が大体

2つのものを比べてどっちが優れていて、どっちが劣っている。そういった事で評価したり、されている事が多いから。その状況が安易に想像出来る。「自分ゴト化」しやすい。という事です。

例えば

新しいものが良いものだ。

と教えられ続ければ

常に新しいものを追い求め続けるから

キリがない。

ここから少し難しい話だけど

日本はスクラップアンドビルドを繰り返している。古いものを壊し新しいものを作る。戦後何も無くなって一から作らなければいけない状況になり価値観の中で新しいものを作る事が豊かになる方法だった。故に右肩上がりの状況とその時の行動的な状況が今も抜けないのではないのか?また新しいものを消費させたいという生産側の意図も少なからずある。だから日本は常に新しいものに変えていく。古い物質を壊し新しい物質を作る。(ただ、これは必要なのだが過剰なんではないか?)と思ってる。

その中で

新しいものが素晴らしいというものが悪いのではなく

「全てのものが新しい方が優れているわけではない」

という事です。

新しい物も取り入れつつ古いものを大事にしていく。

そうすると

新しいものが良い

という価値観はなくなってしまいます。

長くなりましたがここからが

本題です。

最初に書いた文章は

どれも2つのうち1つを選ぶ。という事に

なってます。

これは「二項対立」という呼び名です。

AとBがあったら良し悪しを「比べる」

というやつです。

好きとか嫌いとかもそうですね。

基本的には自分達が選ぶ時は2つを比べて選ぶことの方が多いでしょう。

ではもし、、、、

自分の価値観がしっかりしてるとか

理由が明確ならくらべる必要がないと思います。

モノだと分かりづらいですが

人だったらどうですか?

あいつは出来るやつだ

あいつは出来ないやつ

言うことを聞くやつ、聞かないやつ

とか

自分の中で決めますよね。

それは感情で決めてる状態。

出来ない、出来るとは

どこで決めるのでしょう?

こっちの「視点」になります。

出来る理由や出来ない理由を

聞く前にこっちの主観で決めてしまっている。

何かを2つに分ける事は重要だが分けた真ん中や一つ一つの事象や考え方には奥には何かがある。という事です。

そして比べるものがあると

人はラクになる。自分の都合の良い方を選ぶ。
良いか悪いかの判断を感情を入れてしまうとややこしくなる。その奥にある物を考えなくなるというのが悪い面。

自分の価値観や方向性が決まっているとそれに合ってるかどうか?の選択をする。選択する時に自分の意思で選ぶ。というのが良い面なのでは?

と思います。

無い物や未知なものは比べようがないが、過去のものから比べて選択する。ただ、自分の価値観があれば受け入れる事は可能なはず。

そういった見方が出来ます。

重要なのは

2つ比べる時に真ん中は無いのか?と一回問いかけてみる事です。簡単にどっちかを選ぶだけではなく色んな見方をしてみる。

そうする事により

自分の頭で考えれるようになる。

自分にとって大事なものが解ってくる。

要は自分の間違った価値観で「分断」するクセを無くしていくことが大事なのかな?と考えますね。

特に

人間関係に使える考え方かなと思ってます。

荒々しく仕分けするだけではなく

優しく考えてみるという事もたまにはやってみましょう。

そして

新しいものだけが素晴らしいのではなく

古いものを懐かしく思い大事にする事も

大事だと思います。

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