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人は自分の悩みにしか耳を貸さない。

自分は美容師をやりながら

美容師さんへセミナー活動などもしておりまして

同業者の方へ自分のスキルや知識や経験を伝える仕事をかれこれ10年くらいさせてもらっているのですが

色んな事情がある方がセミナーを受けに来てくれるわけですが

1対1だったら結構役に立つ情報って渡しやすいと思いませんか?

それが

1対Nなのでなかなか難しい訳です。

コンテンツと言われるモノをおかげさまで持っているので

これを強制的に渡すというやり方も出来なくないのですが

そもそも

そこにあんまり興味がないらしいです。。。

それよりも

受講しに来てくれた人達に

明日から何かヒントになるモノを渡したいとか役に立ちたいなーと思いながらしてる訳ですが

そんな時にふと考えることがあります。

人はどういった時に人の話を聞くのだろう?と。

このnoteを見てくれてる方は分かると思うのですが

自分自身が結構言葉っていうモノを大事にしていきたいタイプなんですね。

あと本とかも結構読むタイプなので

言葉というモノの大事さとか

素晴らしさというモノを大切にしていきたいんですが

まずはじめの問題は語彙力と言われるモノの問題が出まして、、、

要は自分自身の伝えたい事を自分のエモーショナルなモノにのせていきたい時に

相手が持っていない語彙で表現するクセがあって

周りから面倒くさいとか難しいとよく言われてましてw

ただ

僕自身の考えとしては

僕が考えた言葉ではなく

世の中に流通している言葉を

チョイスして話をしている訳であって

認知度の問題としてお互いが分かるとかいう次元ではなく

感情の問題なのではないか?と思うわけです。

理由としては

セミナーをしていたりすると

少なからず何かに悩みを抱えてる人が来てくれる訳です。

そういった時に

僕の話してる内容を理解しようとしてくれる人はどうゆう人なのか?と思うんです。

それで最近分かった事は

人は自分の悩みを解決したい時は語彙の問題ではなくそれをどう理解しようか?を考えるという事です。

もちろん自分もそうです。

何か悩んでいたり知りたいと思ったらそれを調べるという事を勝手にやっている事が多い。

それは読者でも同じで言葉が分からなければ内容は分からないがその内容を知れば自分の経験値が間違いなく上がる。

と分かっているから追いつこうとするという事です。

ここで現代の問題です。

情報が溢れているから悩みを抱えてる人が少なくなっているのではないか?

と思う訳です。

何が言いたいかというと

自分が何で悩んでいるのか?

具体的に分からないという事です。

抽象的な欲求に対しての悩みではなく

具体的なという所がキーなんですが

例えば

対人関係に悩んでる。

というのはとても抽象的な表現で

具体的には職場の上司とのコミュニケーションの取り方や感情的な上司とどう付き合うと自分が辛くならないのか?

というのが具体性ですが

悩みといえばもっぱら最近はざっくりとした内容が多いのではないかと思う訳です。

ざっくりとした悩みであれば

ググれば済むし人にいちいち聞くのも面倒くさいじゃないですか?

そこが今すごく問題なんじゃないかなーと思うんですよね。

僕自身の悩みも人に聞く時はもしかしたらそうなんじゃないかなーと思うんですが

それをどうやって自己成長にしていこうか?と考えた時に

読書をするという方法があるだけなんですけどね。

そんな事いちいち聞いてどうするの?的な話って聞きづらいですし

でも気になるしなーって思ったら

ダイレクトに情報取りに行くしかないですからね。

そう考えると

セミナーをさせてもらえるとどういった事で悩んでるのか?とか分かるようになるんですね。

ただ

それだけだと一方通行になりやすいので

最近は

そこに来ている人たちの今抱えてる問題もラクにしてあげたいんですよ。

それは

エゴイスティックな考えかも知れないけれど

何か役に立ちたいと思う訳です。

悩みが無い人の役には立てない。

ここが今回のテーマです。

悩みが無い人には何を話しても話が入っていかないんです。

もちろん

能動的に話を聞く人はいるのでそういった人は今回は別枠です。

それよりも受動的に話を聞いてくれる人をいかにその時間だけでも能動的になってもらえるか?

が僕の世界観にしていきたいんですよね。

それは

受動的に情報を受け取るのが僕自身が嫌いだからです。

その時間すごく勿体無いですから。

それよりも

能動的にこの人はなんでこういうのか?

なんでそう思ったのか?

を考えて話を聞けたら

自己成長の場としてすごく有意義だし

楽しいじゃないですか?

だから

少し面倒くさい言い方でもいいから伝えたいんですよね。

僕はあくまでもセミナーをしたりする時は

来てくれた人のサポートであり

先生ではないという思いが強いのかもしれません。

悩みがない人の悩みを掘り下げる時と

一緒に解決したい時は

話す内容も変えます。

悩みを気付かせるのって結構体力もそうだし攻撃的な話になりますからスイッチの切り替えもしなければならないんですよね。

それよりも

その濃密な時間を使うなら皆さんの悩みを解決してあげたいと思う所が強いのかなーとここ最近自分は変わったなーと思う昨日のセミナーでした。

長くなりましたが今回も最後まで読んで頂きありがとうございます😊

#snips #小熊滋 #美容師 #悩み解決

サポートして頂ければより一層の学びをお渡しできるように励みますm(_ _)mありがとうございます!