怒るのが難しい、怒られてる意味が分からないと思ってる人はなぜ生まれるのか?

怒り方が分からないとか

怒られてる理由が分からないとか

そういった経験ありますか?

これってなんで起きるんでしょうね。

怒る方としては「本当は怒りたくない」「怒り方が分からない」
怒られる方は「なぜ怒られてるのか分からない」「なんでそんなにそんな小さな事で怒るのか?」というズレが起きてるんでしょうね。

では始めに

怒る人はどういう人なのか?を

考えていきましょう。

なんで怒るんでしょうね?

怒る=感情的なイメージが強い

「あなたの為を思って怒ってるんだ」

という名言?迷言?

がありますが

実際どうなんでしょう?

ワルシャワ大学の研究結果からですが
「怒りやすい人は自分の事を実際よりも賢く思ってる」という研究結果が出てるようです。

そうなるとそこから想像出来るのは

怒る相手より自分が優れてると勘違いしてる時がある

また

自分が大切にされていないと思った時に感じる感情

だと思います。

要は感情というのがトリガーになって引き起こされる事が怒るという事になるのでは?

と考えます。

気の短い人やすぐにイライラする人は自信がない人に多いのではないのか?また、感情を赴くままに不満を爆発させていく事が多い。

自己コントロール能力が低い人に多い

となります。

んーわがまま、、、とも言えるのかもしれないし共感能力が低いとも言えますね。ただ、共感能力が低いという所より気になるのは自己コントロール能力の方が問題として取り上げていく方が良いと思いますが。

ここで問題が、、、

怒るという事が出来ないとなると

全てを受け入れて何もしないでいるという事になってしまいますよね?

それでは良くない。

ここで考えなくはいけないのは

感情的に怒る事によって解決する事はない。ただ感情ではなく論理的に伝える事はしようという訳です。

ここでつまづくと怒れない人。ただの傍観者れになってしまうという良くない事が起こります。

ではどうしていく事が重要なのか?

怒るではなく叱るに変換していこう

という事です。

分かってるとは思うのですが

多くの人は怒ると叱るが分からない事が多いので怒るという事をしやすいんです。

叱るには、「良い方向へ導こう」という指導の意味があり、指導する人と指導される人という関係がなくては成り立たない言葉であって双方の信頼関係が必要になると。また伝える側の価値観がハッキリしていないと感情的な事を伝えられてると勘違いしやすい。

これが難しいんですねw

よく分かります。

お互いの信頼関係が確立していない場合は怒ると取られることも多い。その信頼関係の築き方が難しいので「怒る」止まり、もしくは傍観者になりやすい。怒る側のメリットもなくなる。

とかネガティブスパイラルに入る訳ですね。

ではどうするか?

1.過去を引き立って伝えない
2.伝える範囲は絞る
3.人格否定をしない
4.今起きた事に対して伝える
5.行動に対して伝える

こんな感じですかね。

要は今起きた事に対して自分の意見を伝えてそれによって相手が何を考えていたのか?どうしてその行動をとったのか?という共有をしていくという事です。

これが伝えるという事です。
自分の感情を伝えるのに関しても「悲しい」「寂しい」など分かりやすい言葉で伝えていく事が大事になります。

キーワードは「共有」になります。

人間ですからお互いの感情や考えがあるのでそこをおざなりには出来ないという事です。

それをしないと

何か伝える時に

とりあえず謝っておけばいい

となり同じ事を繰り返してしまう。

伝える側も伝えられてる側も感情的になってしまうという事です。

こうなるともう伝える側も伝えられる側も面倒になってくる。だから怒り方という所ではなく「共有」する事により自分の価値観と意見を伝えていくというコミュニケーションに変えていく事が重要なのではないかと考えます。

そして

伝えられる側も考えなくてはいけない事があるという点も忘れてはいけません。

伝えられてる時に「いやだ」という感情は間違いなく出ますが、それをされてる時は「いや」なはずなのに自分が伝える側になると「やられた事と同じ事をしてしまう」という事です。

伝え方は技術で解消できるはずなのに学んだ事がないからやられた事を無意識にしてしまう

という所に落ちていってしまいます。

そうすると同じ歴史が繰り返されるという訳です。

伝えられる側はしっかりとその言葉の意味を理解しようとする事が大事なのかもしれません。そうする事によりその悪習は自分で断ち切れる筈です。

まとめ

怒りやすいと自分で感じてる人は「なぜ」自分がそうなってしまうのか?を理解しましょう。それは自己コントロールの力が弱いという事です。心に余裕がなかったり、相手を思いやれない時に出やすいので心の安定を自分で確保しましょう。また相手は自分より「下」だと思わずに対等に考えましょう。
また、伝えるのを諦めるのではなく、信頼関係を築く事を努力しましょう。長い時間かけて出来る信頼関係もあれば、「共有」する事で作られる信頼もあります。お互いが言葉の真意汲み取れる様に歩み寄りましょう。

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