小栗太@日経

日本経済新聞の編集委員兼キャスターです。1994年からマーケット取材を始めて25年余り…

小栗太@日経

日本経済新聞の編集委員兼キャスターです。1994年からマーケット取材を始めて25年余り。日経電子版や日経ヴェリタスへの執筆のほか、BSテレ東「日経プラス10」、日経CNBC「夜エクスプレス」などに出演中。ツイッター(@ogurifutoshi)で最新情報を発信しています。

マガジン

  • 日経COMEMO

    • 13,028本

    日経COMEMOは、様々な分野から厳選した新しい時代のリーダーたちが、社会に思うこと、専門領域の知見などを投稿するサービスです。 【noteで投稿されている方へ】 #COMEMOがついた投稿を日々COMEMOスタッフが巡回し、COMEMOマガジンや日経電子版でご紹介させていただきます。「書けば、つながる」をスローガンに、より多くのビジネスパーソンが発信し、つながり、ビジネスシーンを活性化する世界を創っていきたいと思います。 https://bit.ly/2EbuxaF

最近の記事

多様化する新時代に応えるメディア

日本経済新聞から全く新しい形のメディアがスタートしました。その名は日経ニューズレター「NIKKEI Briefing」。各分野の専門ライターが新聞には載せない個人名のコラムを希望者にメールで配信します。 私の担当はマーケット。「Beyond Markets」では、混迷するマーケットの先行きを見つめるオリジナルコラムを毎週配信しています。一方向の情報発信ではなく、読者の方のご意見やご質問に答えたり、オフ会で直接話し合ったりすることで、読者の方が関心を持つ分野のコラムをよりオー

    • ハリー・ポッターの世界へようこそ

      映画「ハリー・ポッター」シリーズの一場面に、写真が突然動き出す新聞が登場します。「いつか、そんな夢のある新聞を作ってみたい」。ずっと抱いていた思いが、日経ヴェリタス12月2日号で実現しました。 構想から2カ月余り。最新のAR技術を活用することで、写真が紙面から3Dで飛び出したり、グラフが自ら説明を始めたりするミライの新聞が出来上がりました。 ARがどこまでメディアの世界に浸透するかは、私も想像がつきません。ただアマゾン、フェイスブックが瞬く間に世界に浸透していったように、

      • 「孤客」消費のゆくえ

        日経ヴェリタスでは今年度、消費の新潮流として「孤客」市場に注目した特集を展開しています。 ここ数年、メディアでは「おひとりさま」消費として、1人カラオケや1人焼き肉といったトレンドが紹介されてきました。それがここにきて「単身だから」という受動的な理由ではなく、1人にこだわる、つまり「孤」にこだわる若者たちが登場しつつあります。 「他人の意思に縛られず、自由に楽しみたい」という主体的な理由から、仮想現実のキャラクターと暮らす、1人でディズニーランドに出かける等々、「孤」のメ

        • 【お礼】次代の人材育成は

          24日付日経朝刊デジタルトレンド面で、学校に足りない教育についてのアンケート結果を掲載させていただきました。沢山の回答・意見をいただき、ありがとうございました。お礼を申し上げます。 当初は語学教育やITプログラミング教育を求める声が多いのかなと思っていましたが、予想に反して最も多かった回答は投資などのマネー教育でした。裏を返せば、学校教育で最も遅れている分野ということかもしれません。 日経ヴェリタスでは投資などのマネー教育の重要性を訴える年間シリーズ企画「投資×ミライ」を

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          【ご意見募集】学校に足りない教育は?

          子供向けのプログラミング教室が人気です。文部科学省も学校でのプログラミング授業の必修化に取り組み始めました。人口減と少子化が深刻になるなかで日本が衰退国への道をたどらないためには、世界をリードする次代のイノベーションを生み出す人材の育成が不可欠だと思います。グローバル化とIT化が加速するなかで、日本の教育に足りないものは何でしょうか。 そこで皆さんの率直なご意見をお聞かせいただけないでしょうか。次の3つの選択肢から自分の考えに最も近いものを選んで投稿してください。選択肢以外

          【ご意見募集】学校に足りない教育は?

          今こそイノベ革命を

          世界中が注目する五輪・パラリンピックは新たなイノベーションを生み出す装置です。1964年の東京五輪の9日前に東海道新幹線が開通したのは有名な話ですが、衛星放送やユニットバス、クオーツ腕時計も五輪をエネルギーに変えて誕生しました。 東京五輪・パラリンピックまで2年。円安・株高で日本経済を支えたマーケットの不透明感が増すなかで、日経ヴェリタスは新たなイノベーションがデフレ脱却のカギを握るのではないかと考えています。 https://www.nikkei.com/article

          今こそイノベ革命を

          【お礼】ご協力ありがとうございました

          皆さまにご協力いただきました「COMEMOの論点〜2018年、株価の行方は」を16日付日経新聞朝刊デジタルトレンド面に掲載しました。今回はほとんどの方の意見が株高見通しで一致しましたが、論拠は様々で興味深い内容になりました。 日経平均株価は掲載直後にも再び26年ぶりの高値を更新するという「熱い」相場になっています。どこまで株高の熱狂は続くのか、引き続きウオッチしていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。 https://www.nikkei.com/arti

          【お礼】ご協力ありがとうございました

          今年こそ「貯蓄から投資へ」

          日経ヴェリタスは今年、「投資×ミライ」をキャッチフレーズに、個人の方の資産運用を支援する年間シリーズ企画を展開します。 政府や証券業界が「貯蓄から投資へ」のスローガンを訴え始めて10年余り。それでも「笛吹けども踊らず」だったのは、長期デフレで投資しても資産がほとんど増えなかったからです。 マイナス金利政策で預金金利が得られぬ一方、日経平均が26年ぶりの高値を付け、デフレ脱却が視野に入った今年こそ、「貯蓄から投資へ」に実感が伴うタイミングではないでしょうか。 第1弾は

          今年こそ「貯蓄から投資へ」

          【ご意見募集】日経平均26年ぶり高値更新で幕開け、どうなる2018年(紙面連動)

          2018年の日経平均株価は26年ぶりの高値更新で幕を開けました。いきなり前年末比で700円を超える上昇です。株価は景気の先行指標ともいわれますが、このまま堅調な取引が続けば、20年デフレ脱却の道筋が見えてくるかもしれません。 そこで2018年の株価がどうなるか、皆さんの考えをお聞かせ願えないでしょうか。下記の3つから当てはまるものを選び、最下部の「引用して書く」ボタンから投稿してください。いただいた貴重な意見は新年最初の日本経済新聞コラム「COMEMOの論点」でご紹介したい

          【ご意見募集】日経平均26年ぶり高値更新で幕開け、どうなる2018年(紙面連動)

          【引き続き募集中】どうなる2018年の日経平均株価

          日経新聞との紙面連動企画「COMEMOの論点」では、年末年始の間も2018年の日経平均株価見通しについて皆さんの意見を募集しています。デフレ脱却は実現するか、世界経済は拡大を続けるか、地政学リスクの不安はないか…。皆さんの考えをお聞かせください。 https://comemo.io/entries/4226

          【引き続き募集中】どうなる2018年の日経平均株価

          【ご意見募集】どうなる2018年の日経平均株価(紙面連動企画)

          まもなく2017年も暮れようとしています。振り返ると、今年の経済ニュースの1つは日経平均株価が26年ぶりの高値を付けたことでした。株価は景気の先行指標ともいわれます。もし2018年も堅調な相場が続けば、20年デフレ脱却の道筋が見えてくるかもしれません。 そこで年末にあたり、2018年の株価がどうなるか、下記の3つの選択肢から皆さんの考えをお聞かせいただけないでしょうか。最下部の「引用して書く」ボタンから投稿してください。いただいた意見は新年最初の日本経済新聞コラム「COME

          【ご意見募集】どうなる2018年の日経平均株価(紙面連動企画)

          デフレ脱却か、それとも資産バブルか

          リゾート会員権市場がにぎわっています。ヴェリタス今週号の特集によると、1000万円以上の高価格帯を中心に売れていることが分かりました。興味深いのは並行して100万円以下の低価格帯も好調で、二極化傾向を示していることです。 1980年代半ばのバブル勃興期、株や土地などの資産価格が上昇しても、消費者物価は落ち着いていたため、日銀はバブルの芽を摘み取れませんでした。 日経平均株価は26年ぶりの高値を付けましたが、デフレ脱却を目指して異次元緩和は続きます。資産バブルには気が早いか

          デフレ脱却か、それとも資産バブルか

          「経済=暮らし」と考えてみたら…

          日経ヴェリタスでは「経済やお金のことをもっと身近に考えられないだろうか」というコンセプトの下に、この秋からミレニアル世代を対象にした電子版専用コラム「+(タス)ヴェリ」を始めました。経済事象を小難しく考えず、ミレニアル世代の記者が身近な暮らしの中で疑問に思ったことを追いかけて街を走り回っています。第1弾の「1週間ビットコイン生活」に続き、第2弾は「1万円で何が買える?」です。20年デフレの中でお金の価値はどう変わったのか。意外な使い道がたくさんあることが分かりました。

          「経済=暮らし」と考えてみたら…

          ここまで来たシェアリング経済

          今週号の日経ヴェリタスでは、将来の経済構造を変えるとも言われるシェアリングエコノミーを紹介しています。すっかり生活に定着したカーシェアやシェアハウスにとどまらず、自転車、洋服、食事まで。いち早くシェアリングを使いこなすミレニアル世代に密着し、シェアリングの未来を考えてみました。 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23113560U7A101C1K15200/

          ここまで来たシェアリング経済

          【ご意見募集】ビットコインは普及するか/日経新聞連動企画

          相場急騰や分裂騒動などで話題の仮想通貨ビットコイン。最近では円建ての取引が全体の半分程度を占めるなど、日本でも関心が高まっています。まだ普及途上の仮想通貨ですが、電子マネーのように日々の暮らしに浸透するでしょうか。3つの選択肢を用意して、引き続き皆さまのご意見を募集しています。 日経ヴェリタスの巻頭特集「現金vs.ビットコイン~決済握るのは」では、決済インフラが整っていない現状が浮き彫りになる一方、送金時の低コストや決済時の利便性といった魅力も分かってきました。そこで皆さん

          【ご意見募集】ビットコインは普及するか/日経新聞連動企画

          【ご意見募集】ビットコインは普及するか/日経新聞連動企画

          3メガバンクがデジタル通貨統一に向けた協議会の設立に動き出したことが分かりました。仮想通貨技術を使った決済・送金などの普及に向け、相場乱高下というビットコインなど既存の仮想通貨が抱える問題点を克服しようという試みです。 引き続きビットコインの将来に関するご意見を募っております。一番下の「ご意見募集」投稿にある【1】~【3】の選択肢を基に、率直なご意見をいただけると嬉しく思います。 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22838390X

          【ご意見募集】ビットコインは普及するか/日経新聞連動企画