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ステレオタイプとCMと炎上と。(20190510)

5月10日

朝、少し寝坊。甘えて、お母さんに送ってきてもらう。
電車の中でポメラをポチポチ。朝のモニペ、今日は英語です。イヤフォン忘れて、音系のものを後半にまわすことに。ポメラでポチポチ続ける。あとは引き続き、TIMEの The 100 Most Influential Peopleの続きを読む。この位の長さだと、ぽんぽん読める。色々な人が書いているから、全然スタイルが違うのも面白い。それにしても、公開ラブレターみたいだ。もうちょっと長く楽しめそうです。

出勤、仕事。議事録訳すのが、結構時間かかってしまっているけれど、楽しい。
お昼は声をかけてもらって、えいっと中華レストランへ行き、またもや雑談で沈没。うぎゃー。1対1がやはり好きなのである。そりゃあ緊張するときだってあるけれど、グループでの辛さとは、違うんだよな。なんていつまでも甘ったれてはいられないのであります。
午後、仕事のやりがいに関して、率直な話が出来たのはよかったな。We want to be valued.
踊りで、BIODANZEなるものを知った。面白そう。

そして夕方は、やっとこさ行けた日本舞踊のお稽古です。船に乗る前に最後のお稽古をやってから、4ヶ月くらいぶりです。物理的な、そしてどこか心理的にもタイミングがいまひとつ合わなくて。一度止まってしまったものを、また始めるということは思ったよりも、エネルギーがいるのかもしれない。

でも。やっぱりその場に体を運んでしまえば、動きはじめる。久しぶりの凜とした空気、「おかえり!丘にあがってきたね!」とからっとかっこいい先生、明るくやさしい人たち。美味しいお土産たちも。

また次のクルーズまで4ヶ月。男型と女型を2つやろう、と言ってくださる。時間があまり今日なくて、割り込むような形でお稽古つけていただいた。それにしても、「やらない」ということは怖い。本当に忘れる。でも、なくなるわけではない。

早速、初めて聞く曲で先生について踊るという、中々の無茶ぶり(!)そのあと、音なしで先生と何度か踊る。着物の中に、ふところに手を入れるということの意味がわからず思わず笑う。日本語難しいよー。ああ、めっちゃ不格好だけれど、短い間かもしれないけれど、やっぱり何かに真剣に取り組むということはいいなぁ、と思う。

お土産を渡して(マダガスカルのバオバブを、魔除けみたい!と言われるw)急いで帰路に。予約していた母の日の花を受け取って、電車に飛び乗りセーフ。危ない危ない。

神山のフード・ハブ。もっと知りたいので、ここにもメモ。

電車内が混んでいて、イヤフォンも忘れたということで、久しぶりにこのサイトを見る。毎日丁寧で、「知りたい!」を上手く突いているよなー いいサイト。

ポメラをぽちぽちして、帰宅。
サーモンとサラダとワインで母とレイト晩酌。母が通っている英会話教室で、この間トピックであった企業の広告と、人種差別について話をする。

トピックは、バーガーキングが、ニュージーランドでベトナム風バーガーを販売した時に出した広告について。広告を見た韓国人女性がまず嫌悪感をtwitterで表して、それが中国コミュニティ(Weibo)に飛び火して、最終的にはバーガーキングが謝罪し、広告を取り下げたというもの。

その広告の内容というのが、今は消されていて、ちゃんと見ることは出来ないのだけれど、白人の男女がお箸をもってハンバーガーを食べようとして苦戦しているものでして。

そう、この間さんざん話題になっていたD&Gの広告と、なんか同じようなことやっているんですよ。そこは、なんかあほだなーと。あれだけ叩かれてて、なぜ同じことをする?(タイムライン的にこっちが先だった?違うよな)狙っているのか?

前回のD&Gは割としっかり、今回のバーガーキングの広告は端的なものを見たけれど、どちらもアジア人としてどう思うか?と言われると、「うーん?ちょっとイラっとする」って感じ。めっちゃ腹立つわけではないけれど。「なんかあほだなー」とも思うかな。
むき出しな悪意があるわけじゃないけれど、どこかで欧米人→アジア人への「馬鹿にしてもいい。軽く扱ってもいい。」という心の下の方に薄ーく、でもある、そんな優越感のようなものがあるからこういう広告って作られるんじゃなかろういか、と思ったりもする。他の文化に対してはどうなんだろうな。

そしてじゃあ日本は同じようなことをやっていないのか。クラスの中で、日本のANAのCMのことが話題になったそうで。見たことがなくて、Youtubeで見たのだけれど、こちらは
2人の日本人が「日本を変えようぜ!」と言ったあとに、1人(バカリズム)の顔がデフォルメされた外人 with 金髪・つけ鼻に突如変わるというもの。
これです。

これも、どうなんだろう・・・。正直、こういう話のコンテンツで持ち出されなかったら、普通にそのまま何も思わないで見過ごすと思う。また、あほだなーとは思うかもしれないけれど、これで嫌な思いをする、傷つく人がいるとは中々想像出来ないかも。このCMってどうなんでしょう。日本人、日本に住む外国人from違う国々。それぞれどう思うか聞いてみたいな。また船で企画に出来るかな・・・。
あと外国人が出ているCMで思い浮かぶのは、BOSS(宇宙人設定ってどうなんだろう)、あとは洗剤のボールド。彼ら彼女らの扱い方というか、使い方っていうのはどうなんだろう。

これらも差別だったり、ステレオタイプだったりするのかな。上に書いた、どこか軽く扱ってもいいとしているってことで言えば、前に「世界の果てまで行ってQ」でラオスで存在しない「橋祭り」をでっちあげた、ということも思い出す。

そしてそして反応する側。声を挙げて、「こんなんされたら嫌だよ!」って気づいてもらうのはやっぱり大事。でも、D&Gの時にバックを切り刻んでいる動画とかを見ると、それはまた違うのも思った。(もちろんそんなことをする人は少数だろうけれど。)多分意識しないでやっちゃっている側の人たちに、どうやって educate「教育」するのか。寛容性。
それと同じ「アジア人」でも、国、というか国民のメンタリティの違いで、反応の違いもあるのかな。あるよな。

ふぅ、がーっと書いた。これ、私野中で考えたいと思っている話題かも。気づかないところでの差別と、文化や日常の行動への影響。

それにしてもこの間のAIの話もそうだけれど、こういう話をお母さんと出来るとは、前までは思わなかった。教材の記事を一緒に読んだり、レッスンで話したことを家に持ち帰ってきてくれるようになって、変わったなぁ。英語を学ぶことで、他の文化圏の perspectiveを学んだり、それについて考えたり話し合う機会が生まれると思う。中々、日本語では出来ない。(それも、なんでだろう。)やっぱりそういう点で、英語を学ぶっていいなと思うのである。
もう日付が変わってしまったけれど、明日は朝早いので気合いを入れてシャワーを浴びる。寝てたのにドライヤーかけていたら、てん(天)が膝の上に乗ってきて、付き合ってくれる。ああ可愛し。

よーし、また明日!

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