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バッタモン家族

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暴力が日常で思ったことや学んだこと。自分の人生の「幸せ」について考える。
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#DV

【第1話】バッタモン家族

これが私の家族。 家の中はバッタモン(偽物)、暴力、罵声、不信、依存で溢れていました。 …

トラウマの本当に厄介なところは…

この前、こんな記事を書いた。 父親が逮捕されたこと、日常的な暴力など「衝撃的な出来事」を…

【第39話】 秘密の10万円

*読む時のお願い* このエッセイは「自分の経験・目線・記憶”のみ”」で構成されています。…

【第37話】暴力の中に愛情は存在しない

それまでの父の理不尽な言動と行動を許せていたのは、父が大好きだったから。 子供の頃は色ん…

虐待を受けていた私の頭の中と幸せの見つけ方

私は5年前まで心の成長が止まっていて、感情の表し方が難しかったです。 両親から暴言を浴び…

【第35話】進路決めで歴然となった姉妹の”差”

あれもそう、これもそう、思えば私と妹には”差”があった。 *読む時のお願い* このエッセ…

【第34話】高校の卒業証書をもらえてない話

お金が無いとしても、心まで貧乏にだけはなってはいけない。 貧乏、というのは、”何かが足りない”状態のことだけを言うのではない。「すでに持っているものの価値を認められない」ことが、本当の”貧乏”なんだと思う。 例えば、お金のことでやきもきイライラすること。お金がないことを「不幸」に直結させて考えること。楽しそうな人を見て妬み、八つ当たりすること。挙げだせばきりがないが、お金があっても無くても、こんな人を見て、あなたは「あの人、幸せそうやな」と感じるだろうか。 実のところ私

「バッタモン家族」執筆との向き合い方

約1ヶ月、バッタモン家族エッセイを書いていません。正確に言うと…書けませんでした。 過去…

【第33話】怒る父と、笑う父。

「ほんと、いいお父さんですよね!」 店員さんがこう言うのを聞いて、私は思わず吹き出しそう…

【第32話】いらない子

「私はいらない子」 そう思い続けたが、私は間違っていた。両親に愛されて当然だと『期待』し…

【第26話】”思い出嫌い”

カレー、お好み焼き、ラーメン、焼き肉… 巷の好きなメニューランキング上位に上がってきそう…

【第22話】”死んだ”私

今日は「虐待」の経験を通しての、感情論を書こうと思います。普段は事実と気持ちや学びを整理…

【第18話】「バッタモン家族」は、父の蹴りから始まった

私が小学生低学年の頃、とんでもない光景を目の当たりにした。「バッタモン家族」は、父の蹴り…

【第9話】私、宙に浮いたことがあります。

本日は、まだ幼かった自分が家で一人で遊んでいると、突然父に張り手をかまされイスからふっとんだ話を書こうと思う。(この話は今となっては、笑い話の1つなので重く受け止めずに読んでほしい。) 私は、子供時代の大部分と、ここで挙げた大事件が起こる4〜5年程前の記憶がひどく曖昧だ。ただ、学校や友達のこと、自分が普段何を考えどんな気持ちだったかはほとんど思い出せないのに、家族から受けた「理不尽」なことに関しては、まるで昨日のことの様にはっきり覚えている。人の記憶というのは不思議なものだ