「成功」と「失敗」についての素敵な言葉をシェアしたい
年に一度、心の脱皮をする。
たいてい、何か新しいことを始める前に怖気づいた時だ。不安で涙と弱音を垂れ流す私に、旦那さんが「成功」と「失敗」について、とても素敵な言葉をくれた。
「成功」の反対は、「失敗」。それが当たり前だと信じて疑わなかったけど、旦那さんのような考えもあるんだな。よく考えると、成功も失敗も人によってその定義が違う。でも挑戦は、勇気を振り絞る気持ちに共感できる。
日本にいたときは、「正解」や「成功」ばかり求められた気がする。それができないと減点、人としての価値が下がる。学生時代から私は要領が悪い。私が人より秀でた部分なんて、身長くらいだった。
成功についても、引き寄せの法則を信じている時は、成功=億万長者、だった。お金を追い求めるのは悪いことではないけど、それだけが「成功」と言えるのかな。怖気づいて何もできないのが「失敗」だとすれば、私は失敗だらけだ。
私が何か新しいことを始める時、「できない」のが前提、と考える。だからワクワクしてもすぐに、どうせやっても無駄だと諦めに変わる。やらなければがっかりすることはないし、恥もかかなくて済む。何の恥かは知らんけど。
「やったことないのと、やってできない、って全然意味が違うよ。」
旦那さんに図星を衝かれる。私は素直に認めたくないから、「でも」や「だって」と言い訳をする。彼は全く動じないし怒らない。
それどころか、「できる前提で考えへんと、できるもんもできへんのちゃうか。」なんて、さらに的を得たことを返される。子供じみた自分の行動が恥ずかしくてまた泣く。
それでも、言い訳はほどほどに。じゃないと、本当に何も挑戦できなくなってしまう。失敗がいけないのではなく、失敗した後に反省も改善もしないのがいけない。昨日できなかったことが、今日できる。それも立派な成功のひとつ。
脱皮したのは3ヶ月前だけど、そんなすぐには変われない。小さな挑戦でも怖気づくし、自分に可能性を見出すのは難しい。「すごいだろ!」なんて威張ることもできない。
でもワクワクすることには従ってみよう。恐怖とワクワクが同じくらいの量、もしくはちょっぴり恐怖が勝つくらいのバランスにすれば、私はもう少し自分の可能性、とやらを広げられるんじゃないだろうか。
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