見出し画像

第25回キャリコン試験一発合格体験記

遅くなりましたが、キャリコン試験筆記・実技共にに合格していたので、私なりの勉強法をお伝えしたいと思います!勉強法は人に合ったスタイルがそれぞれあるので、一例として参考になれば幸いです!


受験しようと思ったきっかけ

大きく3点あります。
①私は今の会社に勤めて4年目になっており、転職か今の職場に残るかの選択で迷っていて、自分のキャリアを考えたいと思っていた

②周りの同期も同じような状況の人が多かったので、相談に乗れるようになりたいと思った

③人事領域に興味を持っており、いつか人事に携わりたいと思っていた

以上の理由から、キャリコン受験を決意しました!

受験資格

キャリアコンサルタントの試験を受けるには、以下のいずれかを満たす必要が必要です。

1.厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した方。
2.労働者の職業の選択、職業生活設計、または職業能力開発及び向上に関する相談に関し3年以上の経験を有する方。
3.技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験または実技試験に合格した方。

私は実務経験もキャリコンに関する資格もなかったので、まずは養成講習を受けることにしました。

養成講習〜受験〜合格までの流れ

10月に養成講習で勉強を開始して、3月上旬に試験を受験したので、約5ヶ月間勉強して合格したことになります!

7月 養成講習申し込み
10〜12月養成講習
1月 試験勉強開始
3月 試験受験
4月 合格発表

養成講習申し込み

いろんな会社が養成講習を開講していますが、何個か見て、地域連携プラットフォームキャリアコンサルタント養成講習を受講することに決めました!
理由は2つです
①費用が他社よりリーズナブルである
②全てオンラインで受験できる

https://careerjp.work/cc1/?gad_source=1&gclid=CjwKCAjw88yxBhBWEiwA7cm6pekZNq2vWJJiM_uv9eVE01s8mbruTvraPVxxv05jilSyffu0zszARBoC36gQAvD_BwE

自分に合った養成講習を見つけるといいと思いますが、私はこの養成講習でよかったな〜と特に費用面で思いました。

養成講習を申し込んだら、教育訓練給付金を申請しにハローワークへ。
教育訓練給付金申請は
①養成講習の始まる1ヶ月前
②養成講習修了から1ヶ月
の2回のタイミングで行います。(あと本試験1発合格したタイミングもあるそう)

何枚も書類を書かなければならないので大変ですが、最大7割戻ってくるのでもし給付金がもらえれば申請しに行きましょう。

私は②の養成講習修了のタイミングでハローワークに申請しに行った時に受付の人に
「今後3年間の間に大学院に行く場合は、大学院の給付金をもらった方がいい」
と言われて確かに大学院に行くことを考えていたので、キャリコンの給付金申請はやめました。

それでも、「もしキャリコン給付金がまた後で貰いたくなったら今から2年以内に申請してもらえれば給付金もらえるよ」とも言われました。
かなり手厚い給付金だなあと感動した覚えがあります笑

養成講習受講開始


養成講習は①オンライン講習80時間②自宅課題70時間分からなります。

①オンライン講習80時間

10月頭から受講を開始し、毎週土曜日zoomで8時間講義を受けました。

毎回先生の講義と面接ロールプレイが1対1の割合であり、割と面接ロールプレイが多かったので眠くならずに済みました。

面接ロールプレイではコンサルタントになりきってコンサルティングをするのですが、これがなかなか難しかったです。しかしこれは本試験の実技で必ず乗り越えなければならないので、毎週時間を作っていただいてありがたかったです。

12月に80時間の講習を受け終わり、養成講習の修了試験(筆記と実技)がありました。
養成講習の修了試験が合格して初めてキャリコン本試験の受験申請ができるようになるので、しっかり勉強しましょう!

②自宅課題70時間



養成講習によって異なるみたいですが、私が使っていた地域連携プラットフォームの養成講習では、問題集が配られ、それに回答して、採点してもらう、という形式でした。
本試験の筆記試験にも出る内容だったので有益な通信課題でした。

試験勉強開始

1月2日から腰を据えて試験勉強を始めました。
試験は①筆記試験と②実技試験(論述・面接)があるのでそれぞれ分けて勉強法を説明します!

筆記試験対策


筆記試験は4択問題50問からなり、100点満点の試験となります。70点以上で合格となるので、しっかり70点を越えられるよう対策が必要です。

私が使った教材は2点です。

①過去問10回分


これを全部で2回解きました。最初は70点を下回ることが多かったですが、2周目を終わった頃に知識がつながり始め、根拠を持って選択肢を選べるようになりました。
ある程度頻出問題はパターン化されているので、10回分解くとパターンが見えるようになり良いと思います!

一番手こずるキャリア理論はこんな感じで紙にまとめていました。

一問一答集も買ったのですが、私は眠くなってしまうのでほぼ使いませんでした。でもこれを使って合格できたという人もいるので、まずは中身をチェックすると良いかもです!
国家資格キャリアコンサルタント 学科試験 要点テキスト&一問一答問題集 2024年版 https://amzn.asia/d/aSV6ayS

②みん合

原田さんという方が運営されているサイトで、過去問解説や時事問題をまとめてくださっています。
https://www.career-consultant.info/

無料会員は見られるページが限定されるので私は有料会員になって使っていました。
直前には模擬試験を公開してくれるので、過去問10年分を2周した後最後に力試しをしました。

キャリコンスタディという同じようなキャリコン試験対策サイトもあるので、見てみてご自身に合いそうなサイトを活用ください♪
https://careerconsultant-study.com/

実技試験(論述・面接)対策


実技試験は論述50点、面接100点の計150点満点で、6割の90点以上で合格です。

①論述


論述対策テキストに入っている問題2回分と過去問直近3回分の計5回分を2周しました。
1周目はなんとなく頭で答えを作って、解答を見て差分を把握し、解答を手で移す作業をし
2周目は制限時間以内で何も見ないで解く練習をしました。

私が使った論述対策テキストはこちら
国家資格キャリアコンサルタント 実技試験(面接・論述) 実践テキスト 2024年版 https://amzn.asia/d/f3WmvOU

私は昔から論述が得意だったのもありそれほど労力はかけませんでしたが、本試験は7割超えていました。
もし論述に苦手意識がある方は自信が持てるようになるまで数をこなすといいと思います!

②面接対策


これが結構大変でした。養成講習内でもロールプレイはやっていましたが、やらなくなると勘も鈍るので1月から本番までに週1回のペースで全10回面接対策を受けました。確かに10回くらいでやっとカウンセリングの感覚がつかめてくるような気がしました。毎回ロールプレイの中で気を付けるポイントを目標として書き出し、それを念頭にロールプレイを練習していました。

養成講習でお世話になっていた地域連携プラットフォームは、zoomの練習会を800円くらいと比較的安価で受けられたので積極的に活用しました。本試験直前には対面練習会に参加して本番同様の雰囲気で実施しました。
zoomの練習会も有益でしたが、やはり本番同様対面形式も1回やっておくと安心です。

私は本試験の面接は得点が良くなかったので、もうちょっと回数を増やしたりしてもよかったかなと思います。
ただ本業の仕事との兼ね合いもあるので、自分が自信を持って臨める回数を踏むのが一番だと思います。

試験本番

第25回は3/3に筆記試験と実技試験(論述)、3/10に実技試験(面接)がありました。

筆記試験会場・実技試験会場ともに時計が設置されていました。私は試験のためにアナログの腕時計を買ったのですが、あまり必要ありませんでした。ただし会場によっては違うという話も聞くので、アナログの腕時計を準備することをおすすめします。

できる対策はしていたので、3/3の筆記試験・実技試験(論述)は自信を持って臨むことができ、受験後は手応えがありました。

3/10は苦手の面接でしたが、面接官2人、クライアント役1人、全員が穏やかそうな人たちで和やかに面接ロールプレイをすることができました。
実は前日に対面での面接練習で頑固で怖い人のロールプレイをしていて自信をなくしていたのですが、運がよかったです。
手応えはあったのですが、得点開示を見るとそれほどよくなかったです。

合格発表

4/10にPCサイトで合格発表があり、筆記試験・実技試験ともに合格していることを確認しました。
その週には葉書で合格通知書が送られてきて何点だったかを確認することができました。

筆記試験・実技試験の同時合格は受験者の50%前後と意外に低かったので、合格した時は嬉しかったです!
これからどう会社で資格を活かすか検討中です。

私は本業の仕事をしつつ、試験1ヶ月前の平日は毎日0-2時間と無理しない程度に勉強できたので、やる気と興味さえあれば結構取りやすい資格だと思います。

たくさん勉強法は書きましたが、ご自身に合った勉強法で自信を持って試験に臨めるのが一番だと思います。みなさんの合格をお祈りしています✨





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?