先日、ある人と話しをしていた時

「すっごい見るよね！」

って言われた。

確かに私は人の顔をよく見てしまう癖がある。

表面的な「その人」より、「その人」の心の中を見ようとしてしまうから。

顔では笑ってるけど、心の中はどうなの？

機嫌が悪そうだけど、何がそうさせてるの？

「その人」の表面的な部分ではなく、「その人」の心の声を聴きたくなってしまうんだ。

だって、今笑ってるけどもしかしたら一人になった時に泣いているかもしれない。

何か自分にできることはないだろうかと考えてしまう。

大きなお世話なのかもしれないけど。

人は一人じゃ生きていけない。

もちろん私も。

私自身、物凄い孤独感に襲われる時もある。

理由はわからないんだけど。

結構苦しいんだよ。

だけどそういうのって人に言えないでしょ。

人と会ってる時は基本笑ってるから誰も気づかない。

同じように苦しんでるけど、言葉には出せないのかな…

と思うと、何かしてあげたくなってしまうんだ。

私自身が自分から弱音を吐けないから余計気になってしまう。

顔で笑って、心で泣いて。

そんな人の心を開いてみたくなる。

「キレイだね」って言ってくれる人もいるんだけど

本来なら喜ぶべきなのかもしれないけど、全くうれしくない。

だって、私の表面しか見ていないでしょ？

私の何を見てキレイと言っているの？

そんな表面的な言葉なんていらないんだ。

そんな無責任な言葉なんていらない。

そんなことを思っているから、人の心が知りたくなるんだろうな…

人間、誰かがいないと生きていけないんだけど

結局は孤独なのかな…

とも思う。

何かに満たされたい気持ち。

私をわかってほしいけど素直に言えず明るく振る舞う。

私は子どもがいるから孤独ではないんだけどね…

だけど心は孤独よ。

自分で全部背負って、全部に責任をもって。

がんばってるけど、たまには力を抜きたいときもある。

恋をしたいなって思う時もあるよ。

母親だって女だから。

でも素直にはなれないんだ。

自分の想いを封印して生きる。

自分の孤独と誰かの孤独と。

私だけじゃないんだって思いたいんだろうな…