学生会を通して感じたひながた 岐阜教区学生会 古川貴照

はじめに

岐阜教区学生会の古川貴照です。
僕は教祖年祭活動の 1 年目、岐阜教区学生会を通して色々なことを学ばせていただきました。

心強いひながた

教会に生まれ教会で家族・信者さんに育てられ、天理教を嫌いになったことなく、普通におつとめ・月次祭にもでていました。そのためか、特に大きな事情や身上はいただいたことはありませんでした。今は教祖 140 年祭に向けての三年千日の時旬ですが、始まる前まで「学生だし今まで通り勤めればいい」と考えていました。
昨年の3月に自教会、さらに上級教会で2回諭達巡教を受けました。巡教のお話を聞かせて頂いてから数日経った時に、春学も近いこともあり、ふと岐阜教区学生会のことが頭をよぎりました。高1の時以来参加しておらず岐阜教区学生会自体4年間行事をしていませんでした。その時に猛烈に年祭活動期間中にも関わらず神様、おぢばに心が向いていないのと、また岐阜の中にも岐阜の仲間と仲良くなりたいと思っている人がいると思うと、この現状に本当に申し訳ないと感じました。
そこで、僕は「なんとしても岐阜を盛り上げてたい」と思い岐阜教区学生担当委員会の委員長先生の教会に委員総会の出席と親睦会をしたいという旨を電話で伝えました。
こうして始まった今期の岐阜教区学生会ですので、スタッフは僕1人でした。もちろん頼りになる学担の先生や地区委員、ブロック担当の方はいて、 助けていただきましたが岐阜教区学生会と考えると僕1人でした。
この1人で学生会をしている事に僕は不足をたくさん言っていました。「俺は1人だから他の学生会のような事はできないよ」や「1人だからこんなつらいんや」や「1人じゃなかったらもっとできていた」など1人ということを言い訳に不足をしまくっていました。でも本当に不足をいってしまうほど全然うまくいかないことに腹が立っていました。もうこれは教祖に相談するしかないと考え、参拝にいきました。おつとめをし、回廊を進み、教祖殿で参拝をし、頭を下げると、教祖もこのお道を1人で始められたというひながたを思い出しました。そしてたくさんお助けをして1人から始められたお道が今では世界中に広がりました。その時に「こんな僕でもひながたを通らせてもらっている」という、考え方に変わりました。 この時の僕にとっては、 このひながたほど心強いものはありませんでした。
思い返せば、教区学生会をやらせていただこうと決めた時に年祭に向けてと思った事が始まりで、学生会をさせてもらうと言ったことが人助けをしたと考えていたのかもしれません。そのため親神様・教祖がひながたを通れるように導いてくださり、学生会を通じて人助けをしなさいと言われたと思いました。その親心に感謝をし、 もう一度頑張ろうと思えた瞬間でした。 またこの思いにならせてもらってから、未信者さんを行事に誘って天理教学生会を通してお助けさせていただこうと心定めをしました。このひながたを忘れず、その後開いた親睦会でなんと、8 名の参加者の御守護を頂きました。

心尽くし

教区学生会を通る上で、僕自身大事にしていることがあります。それは上級や大教会へ心を尽くす量を今まで通りにしていることです。天理教という島に橋を架けてくれたのは大教会や上級教会です。楽しく教区で学生会をしたり、生きがいを感じたりしているのは天理教に出会えたおかげだと思います。そんな天理教に出会わせてくれた上級、大教会に運ぶことが1番神様が真実を受け取ってくれていると思っています。

おわりに

教祖がご苦労してとおられたひながたは今の僕たちに教祖がこのように通られたから僕たちもめげずに頑張ろうという心強いものになっており、ひながたはお道にとってなくてはならない存在だとあらためて感じました。そしてこのお道という島に橋を架けてくださった上級教会・大教会に心を尽くすことも大切だとも思いました。ひながたを求め、上級に尽くしたら教祖のひながた通りについてきてくれる人がどんどん人が増え春学スタッフ 9人という御守護をいただきました。これからも神様にもたれて春学はもちろん学生会を頑張っていきたいです。

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