自分にできるおたすけ 岩國分教会 池田幸祐


教会長になって

私が自教会であります岩國分教会の会長になってもうすぐ1年が経とうとしています。
1年前の2月26日、雪の降る寒い日でありました。御本部の月次祭に参拝した後、教祖殿にて真柱様より教会長のお許しを頂きました。岩國分教会としては8代会長になります。池田の姓としては曽祖父からになりますので4代目になります。ありがたい事だと思います。

青年時代の仲間の姿を思い出して

私が会長変更に至ったというのも、前会長であります父に身上を見せて頂いた事からであります。身上が分かったのは3年前。当時はコロナ禍真っ只中で治療が始まると面会も出来ず、2、3ヶ月会えないということもこれまでに何度もありました。昨年、年祭活動が始まると共にコロナ禍もだんだんと緩和して頂き、制限もありますが、面会が出来るようになりました。教会から父のいる病院までは10キロ余りあり車で行けば2、30分あれば着くのですが、その時僕が青年時代、同じく青年をしていたある青年さんの姿を思い出しました。その青年さんも今回の自分と同じ様なおたすけ先であったのですが、車で行けば良いところをわざわざ数十分もかけて自転車でおたすけに向かわれていました。どういった理由からそのようにされていたのか今は分かりませんが、ただその姿を思い出し自分も自転車でおたすけに行くことにしました。
自己満足かもしれませんが、父も元気なのが羨ましいと喜んでくれている様でしたし僕も楽しくおたすけに向かわしてもらう事が出来ました。

神様からの贈り物とメッセージ

それが年を明けた頃から教会の事、仕事が忙しいと何かと理由をつけて行けなくなっていました。そんな時つい先日、初めて伺うひのきしん先にて、そこの家主さんから「お兄ちゃんこの自転車持って帰りんさい」とほとんど新品のマウンテンバイクを頂くことになりました。僕はお下がりの自転車をずっと使っていたので、最初はただただ新しい自転車を貰えた事に喜んでいたのですが、よくよく考えるとこれは親神様からおたすけに足を運べよと背中を押してもらっているんだなと気づきました。

終わりに

年祭活動も2年目を迎え、こうしておたすけをする機会をお与え頂き、教会長としても親々の繋いでくださったバトンを今度は僕がしっかり握って自分の出来るつとめを一生懸命つとめて、教祖様140年祭にはきっと皆が笑顔で迎えられるように今日も自転車を走らせるのでした。

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