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大物と小物

人としての器の話ではないですよ。

作っている物の大小のこと。

小さいものは手のひらサイズから、大きい物で最近は自分のだけですが、お洋服まで…

元々は自分でがま口とか小さなポーチなど、「持ち歩ける」「普段の生活で使える」「それによって自分の気分が上がる」という物を作りたかったのが、きっかけだったりします。服飾や縫製の専門的な勉強をしたわけじゃないし、ミシンはずっと持っていたけど、クローゼットの奥にしまわれたまま。部屋も狭いしとてもじゃないけど、ミシン出して縫製して、終わったらしまってそのテーブルで食事をして…などということは私には出来なかった。できる人もいると思いますけどね。

ちまちまとがま口を作って、初めはうまくいかなくて、でも作るのが楽しくて…っていうのを繰り返していました。50個くらい作れば、コツがつかめるらしいと、どこかで見て、とりあえず50個かぁ…と思いながら練習兼ねて小さいものから、大きいものまでまぁ、ずいぶん作りました。写真は、10センチほどの口金のがま口。

でも、大きさが違うと、作り方のコツも変わるんですよね。大きいから大変とか、小さいから簡単とか、その逆とか、そんな単純なものではなかったわけです。ベテランで、何でも作れる人にとっては当たり前と言えば当たり前の事実です。

あと、同じ形のものでも、しばらく作っていないと微妙に下手くそになっています。大きいがま口(バッグとして使えるくらいの大きさ)に一時ハマって作っていたけど、小さいハギレでも好きな生地はなるべく極限まで使い切りたいので、小さめがま口作るかーと久々に始めると、クオリティは違うかも。安定した、出来栄えを維持したいものです。

持ち歩ける物となるとそれでも、そう、大した量の生地は使いません。

そこでお洋服の話です。お子様サイズの物は小物レベルの生地でで出来てしまうけど、大人はそうはいかん。まぁ、あっという間に生地が消費される。

今のところ自分用にしか作っていないけど、これも作り続けないとコツやら作業効率が落ちるんだろうな。そうならないように簡単なものから色々作ってみようと思います。

時間的なことで言うと小物の方が、物にもよるけど圧倒的に時間も手間もかかります。

作る時は同じ形のものをガーッといくつかまとめて作るとか、同じ作業はまとめてする方が効率は良いけど飽きっぽいので、あちこち寄り道しながら作っています。



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