見出し画像

子供に体験させて良かった夏休みアクティビティ『たなばたけ』で水耕栽培 #3

微妙に写真点数が多かったため、3回に分けさせて頂いた水耕栽培体験レポも今回で最終回。遂に迎えた収穫の日!

この表のSTEP4でございます。
なお、今回収穫するのは早く仕上がると言われていたはつか大根のみ。それ以外のバターレタスとサラダ春菊は、さらに1週間ほどかかるとのこと。

「もう収穫できますよ」と連絡が来たので息子を連れて様子を見に行ったところ、あの小さい種だった頃がウソだと思えるほどモッサモサ。
はつか大根を植えた真ん中の列だけ露骨に緑色の密度が高い。

発泡スチロールの穴のサイズギリギリにまで膨らんだはつか大根さん。
思ったよりも立派に育っていて、正直ちょっと感動してしまった。

これを1本ずつ引っこ抜き、余計な根を取る。簡単な作業なので、これも殆ど息子1人に任せられた。幼児だけだと難しいのは、最初の種まきだけかもしれない。

持ってるのがチビだから大きく見えるってのもあるけど、ちゃんとしたサイズに育ってるでしょ?
食べ方に悩むところだが、薄くスライスしてサラダに混ぜ込んでみたり、大きめに切って汁物に入れてみたりと大活躍。それなりの量があると思ったのに、あっという間に食べ尽くしてしまった。
普段ならもう少し長持ちしたかもしれないのだが「自分で育てた野菜」という事で息子もガツガツ食べて下さったため、消費速度にブーストがかかってしまったのである。

なるほど、「偏食気味の子供に育てさせる」という手法は使えるかもしれない。気分で「いらない!たべない!」と言ってるだけの子だったら、この手を使えば喜んで食べてくれるかも。

ちなみに、残ったサラダ春菊とバターレタスは後日収穫したのだが、自作のシーザードレッシングがあまりにも美味し過ぎ、替え玉とばかりにジャンジャン刻んで追加してたら即座に消滅……。
1か月もかかって育てた野菜なのに、いざ収穫して食べたら10分もかからず消えてなくなってしまう。なんて哲学的なお話なんだろう……。

[総評]
「子供に経験させる」という意味では、レンタル代の月額2,000円はお値打ちだと思う。ウチの子も定期的に「ボクの野菜はちゃんと育ってるか?」「様子を見に行かなくて大丈夫か?」と気にして聞いて来ていたし、親に付き合って嫌々という感じではなかった。彼なりに本気で楽しめたのだろう。

【子供に野菜を育てる経験をさせる+実際に食べて美味しい】という、二兎を追ったら三兎くらい捕まえた的なお店だった。
※ちなみに我が家では契約継続が決まり、現在も色々と野菜やハーブ
育てております。

ここなら1回の作業時間も短く、日頃の作業はスタッフさん任せに出来るので、別に夏休みじゃなくても子供にやらせてみるべきかなと思う。

子供に体験させて良かった夏休みアクティビティ『たなばたけ』で水耕栽培
#1  https://note.mu/oharan/n/n3e685259c4af
#2 https://note.mu/oharan/n/n1f8fe60d7bad
#3 https://note.mu/oharan/n/n0930172da8d0/edit
[店名] たなばたけ すくすく
[住所] 東京都墨田区2-18-5
[TEL] 03-6666-9603
[営業時間] 11:00~20:00(土曜17:00まで)
[定休日] 日曜・月曜
オフィシャルサイト https://www.kajima-tatemono.com/sukusuku/about/
◇ 著書の宣伝です
『魚屋がない商店街は危ない 東京23区の商店街と地域格差』
MM新書・マイクロマガジン社
定価994円(本体価格+税)
https://amzn.to/2S2gqbB
「商店街の衰退は街の格差を生む。繁盛している商店街は住民の教養が高い。では、商店街が廃れた地域の住民は…?」
板橋区の旧宿場町の商店街出身の私が、東京23区の主だった殆どすべての商店街と、商店街を中心とした生活動線を歩いて回り、その結果を1冊の本にまとめました。
滅びゆく存在となってしまっている商店街こそ、「誰もが豊かに」という日本の文化レベルの高さを底支えしている存在だったのです。


皆様からの金銭サポートがあると、子育てに追われる哀れなオッサンの生活がいくらか楽になると思わせておいて、息子の玩具やお菓子や遊園地代で殆ど溶けます。