”最古の大勝軒”はレトロな街中華(浅草橋 大勝軒/浅草橋/中華)

大勝軒というと、東池袋の ”中華そば・もりそば” の大勝軒が頭に浮かぶと思うが、実はこの屋号を使っている大勝軒はあそこがオリジナルという訳ではない。
サラブレッドのような言い方をすると、東池袋のあの大勝軒はそもそもは丸長系であり、その後に東池袋大勝軒系として広まって行った。

だが、そうした流れとは全く別の大勝軒もあり、その代表的な存在が人形町系の大勝軒だ。丸長系は戦後の焼け野原から始まったお店だが、何と人形町大勝軒は創業が明治時代にまで遡る。大勝軒という屋号の由来も「日露戦争に勝ったから」という説もあり、大勝軒系としては最古と言っていい存在である。

そして、この人形町大勝軒系には、東池袋大勝軒系とは全く違う特色があり、「ラーメン屋」ではなく純然たる「街中華」なのだ。

この人形町系は、本家こそ今では職変えして喫茶店になってしまっているが、それ以外の大正~昭和初期に創業したのれん分け店のいくつかは、茅場町・馬喰横山・三越前……と、今でも日本橋エリアを中心として街中華として生き残っている。
※読者様からのツッコミで、馬喰横山・東日本橋駅近くの大勝軒と三越前の大勝軒は閉店していると教えられました。三越前大勝軒はつい何か月か前に閉まってしまったそうです……。

この続きをみるには

この続き:1,751文字
この記事が含まれているマガジンを購入する
このマガジンに入っている&今後追加される記事が月額500円で全て読み放題。メインとなるお固い系の記事と、週に2~3本追加されるその他の限定記事とで、毎月20本程度はアップできるよう頑張っています。限定記事の中には、私がフィールドワークとしているグルメ・飲み歩き系の記事や、下町や商店街をテーマにした地域批評ネタなど、幅広いジャンルが含まれます。記事を単品でご購入いただくより遥かにお得です。

IT(インチキ)ライター荒井禎雄がお届けする月額制マガジン。時事ネタや表現問題に関するテーマのほか、グルメ・飲み歩き・地域批評など、多...

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

皆様からの金銭サポートがあると、子育てに追われる哀れなオッサンの生活がいくらか楽になると思わせておいて、息子の玩具やお菓子や遊園地代で殆ど溶けます。

2

荒井禎雄

月刊汁マガジン【2019年6月号】

IT(インチキ)ライター荒井禎雄がお届けする月額制マガジン。時事ネタや表現問題に関するテーマのほか、グルメ・飲み歩き・地域批評など、多岐に渡る記事や動画を詰め込みます。 ※毎月約20記事アップ予定。一度ご購入いただきますと、その月のマガジンに追加されるすべてのコンテンツが見...
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。