ネトウヨと偽フェミは一卵性の双子のようなもの

甦るネトウヨ・トホホ伝説

ツイッター上で大暴れし、悪目立ちしている自称フェミに対し、私は以前から 「ネトウヨとの類似性」 を指摘して来た。
今回は改めてそれを掘り下げてみたいと思う。

まず大前提として、私が言う ”ネトウヨ” とはかれこれ10年ほど前に流行った、維新政党新風を発端とする、ネトウヨ団体ブームの時によく見られたタイプの人種である。

何かにつけて自分の気に入らない人間や事象を『中国・韓国・北朝鮮(いわゆる特定三国)』と結び付け、「チョン」だの「在日」だのと罵って何か言った気になるという、オツムの可哀想な子達の事だ。

彼らの特徴は、あまりにも幼稚な、いま幼稚園児のウチの息子がやっているような「おなじものさがし」のようなノリで、韓国・朝鮮や中国の記号を探す点にある。

例えば、本名以外の通名を使っていたら在日だの、名前に金が入っていたら在日だの、苗字が左右対称だったら在日だの、名前に色を指す漢字が入っていたら在日だの、赤青黄色の三色を見たら在日だの(※なぜかネトウヨは創価=在日だと思い込んでます)。

こんな裏取りもしない、どこかで聞きかじっただけの場末の酒場トークのような情報を根拠に、何か一点でも符合するものがあれば「在日!在日!」と大はしゃぎ。方々でそんな在日認定をして回ったものだから、それはそれはバカの見本市かのような惨状だった。
ネトウヨとしては最も知名度があり、今や選挙に出馬して政治活動をしている桜井誠(通名)なども、まさにこのレベルの人間だった。

しかしこの桜井誠が異質なのは、自分で「通名を使うヤツは在日の反日工作員だ」と吹いて回っていたにもかかわらず、自分は頑なに本名を隠し、桜井誠という通名を使い続けた点にある。
挙句にこいつの本名は高田誠であり、日頃から言っていた「苗字が左右対称だと在日」とは何だったのかという話なのだ。

一番の有名人がこのようにマトモに考えるのがバカバカしくなる有り様だから、他の ”オトモダチ” も酷いこと酷いこと。中でも印象的なのは 「川崎・犬肉事件」 だと思われる。
これは全てのネトウヨの元祖とも言うべき、元維新政党新風副代表の瀬戸ひろゆきの一番弟子である有門君が残した伝説だ。
それが一体どんなお話だったかというと、ある時川崎で愛国活動(笑)していた有門君は、パトラッシュという店名のミートローフが自慢の洋食屋さんを見付けた。
有門君の貧困なボキャブラリーでは、パトラッシュといえば世界名作劇場のアレであり、そんなフランダース的な情報しか頭に浮かばなかった彼はこんな発言を自身のブログに書いてしまう。

「パトラッシュといえば犬だ!やっぱり川崎の人間は犬肉を喰う在日だ!この店は犬肉料理を出している!」

師匠共々、普通にお店に訴えられてしまえば良かったのに、この時はお店も相手にせず、有門君は記事を削除して恥をかいただけで助かった。

他にもこのレベルの失笑ものの大失敗は枚挙にいとまがなく、ネトウヨ問題をリアルタイムで追い続けていた人間ならばいくらでもネタが頭に浮かぶだろう。
とにかく、あの当時のネトウヨ君達は、みんなこういうオツムをしていたのである。

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