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性的消費ってなあに?

『初心者向けフェミ問題講座』
・ごちうさ児童ポルノ騒動
https://note.com/oharan/n/ndb4dfeb615a3
・北原みのり、我が身可愛さにろくでなし子を見捨てる
https://note.com/oharan/n/n202758b45f83
・伊藤和子の代表的なデマ「秋葉原は児童ポルノと児童買春の街」
https://note.com/oharan/n/n5aac0efe4032
・伊藤和子弁護士の「AV強要問題」に対する反論#1
https://note.com/oharan/n/n29b4c6b00ce4
・伊藤和子弁護士の「AV強要問題」に対する反論#2
https://note.com/oharan/n/nf50dc98724a9
・伊藤和子弁護士の「AV強要問題」に対する反論#3
https://note.com/oharan/n/n4d4c127caa65
・伊藤和子弁護士の「AV強要問題」に対する反論#4
https://note.com/oharan/n/nf97dbf02c2e8
・今こそ振り返っておきたい「フェミ式児童ポルノの作り方」その1
https://note.com/oharan/n/n5eb284590244


『性的搾取?性的消費?』

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自称フェミ様たちがよく使う、というか、連中しかほぼ使いこなせない謎の単語に「性的消費」がある。この言葉がネット上に見られるようになって数年は経つと思われるが、その当時から「意味がわからない」「定義付けしてから使え」といった批判が多かったように記憶している。

これが「性的搾取」ならば百歩譲ってまだ通じる。なぜならば、搾取という単語自体に良い意味がないのだから、少し前に話題になっていた「AV出演強要」とか、そういう質の悪い女衒商売を指すのかなとイメージが湧く。

現に自称フェミ界隈でも、当初はこの「性的搾取」の方が広く使われていたように思う。AVでも風俗でも「女の性が男によって搾取されている」と。
しかし「性的搾取」という言葉は次第に目にする機会が減り、代わりに頻繁に飛び込んでくるようになったのが「性的消費」だった。

では、どうして「性的搾取」ではなく「性的消費」の方が目立つようになったのだろうか。その背景にはどのような理由があるのだろうか。

それを今回は全くの憶測で書き飛ばしてウサを晴らしてやろうと思う。

スタートの段階でもう不穏である。

『性的搾取ではダメだった理由を考えよう』

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知人に風俗嬢や裸仕事の女性が多い事から、以前から彼女達の自称フェミニストに対する恨みつらみをよく聞かされていた。
中でも印象に残っているのが「フェミにとって私達のような自ら好きでこの仕事をしている女は目障りみたいだ」という意見。なんでも、過去数え切れないほど自称フェミ系の学者達に罵声を浴びたり、女性支援を謳う団体から「お前らは対象外だ」と門前払いを受けたのだという。
海外のセックスワーク系の会議にしょっちゅう参加していた女性(風俗嬢兼ライターで著書もある)など、フェミ系の著名な学者(女性)に「お前が今のケガレた仕事を辞めたら話を聞いてやる(要約)」としか受け取れないような言葉を投げ付けられたそうだ(あくまで要約ですが、こうとしか解釈できない文脈です)。

こうした【女性vsフェミ】という構図が目立つようになり、女性からも自称フェミに対する非難の声が高まるにつれ、「風俗嬢やAV女優は全員性的搾取されている」というロジックが使えなくなったのだろうと推測できる。
フェミ様からしたら、せっかく自分達に都合のいい道具にするためにケガレた商売女を使い倒してやろうと思ったのに、意外と知恵を付けたヤツが多く自由にならなかったから、次を考える必要に迫られたといった程度の話に違いない(憶測)。

次に、「性的搾取という単語では攻撃対象が実在女性に限られてしまい、大嫌いなオタクコンテンツなどへの非難に使えないから」という理由が絶対に大きいだろうと個人的に思い込んでいる。全くこれという根拠はないが、競馬で言うならこの単勝・複勝にだったら借金してでも賭けられる。
というのも、上で述べたように実在のセックスワーカーから総スカンを食ったも同然の状況になって、代わりにといった感じで露出頻度が上がったのが「オタクコンテンツ叩き」であり、それに合わせるかのように目に付くようになった「性的消費」という造語だったからだ。

ちなみに、この「性的消費」というフェミが勝手に作った意味不明の造語は、社会学的にコレと定義された言葉ではない。全く抽象的な、自称フェミ連中にとって都合よく解釈できる、実態のない言葉として生まれ、今もその状態のままである。
この言葉が最初に問題視された際に、方々から「言葉の定義をしろ」とせっつかれたのに、フェミ連中はそれをのらりくらりとかわし、結局まともな定義(フェミ達だけに通じる定義風の言い訳は無視する)がないまま今日まで便利に使い続けられてしまった。

この謎の言葉が用いられるようになったキッカケは、おそらく二次元絵などに対して「性的搾取」というお約束のキーワードを使おうとしたバカが「誰が誰に搾取されてるorしてるんだよ?」というツッコミに耐えられず、急場を凌ぐために慌てて作り出したものだったのではないかと思う。
少なくとも、ツイフェミ界隈とのバトルを思い出す限り、そんな流れだったように記憶している。

当たり前の話だが「搾取」ならば搾取される被害者と、搾取している加害者がハッキリしており、何か違法行為があれば警察に話もしやすい。だが完全に言いがかりであり、根拠が自分の嫌悪感しかないオタクコンテンツ叩きにおいて、「搾取」という言葉は全く適切ではない。そもそも相手が絵やアニメでは被害者の設定が不可能だ。
そこで生み出したのが「女の性を消費する行為は、すなわち全女性が被害者である」というクレイジーなロジックなのである。

普段インチキな言葉の使い方をしているから、こういう時に真っ当な言葉が出てこなくて困るんだよと思うんだが、何故かフェミ連中はインチキを止めようとせず、遂には「性的消費」なんてインチキが凝縮されたような単語にすがるようになってしまったのだ。


『お前の嫌悪感は何の根拠にもならん』

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見出しですでに話が終わってしまっているのだが、こんなトチ狂ったフェミ連中に世間が投げかけるべき言葉は「お前の嫌悪感なんざ何の根拠にも正当性にもなんねえよ」といったものであろう。
過去にnoteにアップした記事にも同様の内容を書いた覚えがあるが、自称フェミの主張は、突き詰めると「だって私が嫌なんだもん」でしかない。

また、連中に対して「なんでこいつらこんなに日本語が不自由なんだろう」と感じた経験がある方もおられるはずだが、その理由もここにあり、ヤツらは自分達のロジックが盤石でないこと、インチキ要素が強いことを、おそらく自覚している。だから「万人に通じる言葉が使えない」のだ。
どうとでも受け取れるような、モヤモヤっとした言い方でなければ、自分達の主張を公然のものとできない。それが自称フェミの特徴である。それだけやましい部分があるんだろう。

『自称フェミがテロリスト化した理由にも繋がる』

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本来、フェミのようにより大きいパイを取らねばならない社会運動をするならば、より大勢の共感を集められるような、より大勢に理解されるような言葉を使うはず。
だが実際は、仲間内でしか通用しないような意味のわからない造語と、外部から突っ込まれた際は極めて抽象的な言葉、もしくは感情的な反応で誤魔化すばかり。
これは「まともな言葉では自分達の活動理念を説明できない」という証明に他ならない。

だからこそ、フェミは言葉で社会を納得させるのではなく、全女性の代表ヅラをして、抗議活動という名の一方的な暴力であちこちを脅かし、表現作品を潰して回るような、単なるテロ集団に成り下がったのだ。

そもそもの話を考えてみて欲しい。

フェミニズムとは、女性の様々な選択肢を勝ち取るための運動ではなかったのか。

それが、今フェミを自称する輩がやっているのは、女の性の在り方や、生き方の選択肢を極端に狭め、また趣味の幅をも制限するものである。
じゃあお前らは間違ってもフェミじゃないだろ。むしろフェミの敵じゃないか。正体はなんなんだ?

自称フェミの女性・子供に対する悪行の実例といえば、オタクコンテンツを叩く際には「女を守れ、ロリコンから子供を守れ」といったシュプレヒコールを挙げていたクセに、別件では未成年の女性タレントの言動が気に食わないと、徒党を組んで罵詈雑言を投げ付けたりもした。
その中には「母親がAV女優」といった差別的かつ何の裏も取れてないデマや、「ちんぽよしよし王女さま」などといった卑猥かつ幼稚な言葉を投げ付けたバカまでいる。
こんな狂った連中は、揃いも揃って普段から「性的消費」だの「性的搾取」だのといった言葉を使っていたフェミニストである。

フェミってなんだよ?

早い話が、今日本で悪目立ちしている自称フェミ(特にひどいのはTwitterフェミ=ツイフェミ)は、自分の人生に対する不満や、ネガティブな感情を、世間にぶちまけたいだけでしかない。

そして、その「クソをぶっかける的」を生み出すためにフェミニズムという思想を持ち出し、都合よく言葉をこねくり倒しているだけなのだ。

本来ならば、フェミニストはこうした「エセフェミ」を駆逐すべく戦わねばならなかったはずだ。
それが出来ず、あろうことか乗っ取られたも同然となった以上、フェミという言葉と共に一回潰れて頂くよりない。そうしないと「本来のフェミが守ろうとしていたもの」が守れなくなってしまう。

フェミという言葉が大事なのか、それとも「フェミが守らねばならなかったはずのもの」が大事なのか、もはやその選択を迫られていると自覚すべきだろう。

『社会運動が狂う方程式』

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これはフェミに限った話ではなく、私が身近で見知った話でいうと、右翼とネットウヨク団体の関係性にも近い。
右翼の場合は、瀬戸ひろゆきや西村修平という在特会の元祖とも言うべきプロ右翼が、ネットを使って素人をかき集め、これまでの右翼とは比較にならない人数を街宣活動に動員するようになった。
旧来の右翼はその手法に色気を出し、奴らが暴走を始めても批判できず、気付いたら在特会が誕生し、勢力を伸ばし、病人のような素人がますます暴走し、あの惨状になっていった。
プロ右翼が在特会を表立って批判し始めたのは、在特会が徳島の県教組を襲ったり、朝鮮学校を襲ったりと、何度も事件を起こすようになってからだった。そんな段階で慌てて切り離し工作したって遅いんだよバカタレが。

結局、動員欲しさや、手数欲しさで、こういう狂った連中を受け入れてしまう社会運動は、掲げる旗がなんであれ、こうした失敗の道を転げ落ちるのである。今はフェミがその最中というだけの話なのだ。


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