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ジェンダー法学会、ヒューマンライツナウ……トラブル続きでリベ&フェミの信用失墜(3)

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ジェンダー法学会、ヒューマンライツナウ……トラブル続きでリベ&フェミの信用失墜(1)
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ジェンダー法学会、ヒューマンライツナウ……トラブル続きでリベ&フェミの信用失墜(3)
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フェミがヤラかし過ぎたせいでまさかの年またぎ

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昨年末、リベフェミ界隈であまりにも酷い自爆劇があり、急遽このまとめ記事を書く事にしたのだが、恐ろしい事にと言うべきか、年の瀬に迷惑なと言うべきか、日々リアルタイムで情報が更新され続け、次から次へとやらかす人間が現われてしまい、あれよあれよという間に長文化。

そして記事の完成がまさかの年またぎという酷い結末に……。

という訳で、年の初めからこんな話題で申し訳ありません。
本年もよろしくお願いいたします。

さて本題。

前回までで一通りの経緯説明はできたと思うので、最終話である今回はこの問題の総まとめをしてみたいと思う。なぜリベフェミ界隈は、この一件でこれほどの信用失墜をしてしまったのだろうか。

だから真の病巣を見ろと言っただろ?

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そもそもの話をさせていただきたいが、今回大炎上しているリベフェミ連中には、常日頃からアニメ・マンガ・ゲームなどを憎み、オタクやアキバという属性に対して反目に回って来た人間が多い。
むしろ憎いオタクを攻撃するために ”女性” を武器にして来たと言ってもいいようなヤカラまでいる始末だ。

また伊藤和子など ”その手の団体” を持っている人間は、国内で起きた話を捻じ曲げて海外に発信し、外圧という形で自分達の願望を通そうとしてきた過去まである。

こうした言動が積もり積もって、何かあった場合に総攻撃を受ける下地が完成していた点を見逃すべきではないだろう。連中は何年も前から身体にガソリンを浴び続け、満を持して火を付けたようなものである。

また、フェミ界隈は言動のマズさ以上に、物事の考え方が根本的におかしいという欠陥もある。

例えば、セクハラを含む性犯罪の加害者は、特定の属性を持つ人間だけがなるものではない。二次元創作物が大好きなオタクだけが性加害者になるなんて話はある訳がなく、児童施設のスタッフ、警察官や教師、そして女性の人権や権利を謳う社会運動家、さらには神職にある人間であっても、何かのキッカケで性犯罪の加害者になる可能性が大いにある。

多くの場合、こうした人間は身の回りにいる「自分より弱い存在」に対して支配欲をこじらせて暴挙に及ぶため、何らかの権力を持った人間であるほど加害者になる可能性が高まると言ってもいいだろう。

だからこそ、伊藤和子ら自称フェミがオタク叩きをぶち上げた際に、多くの人が「それでは真の病巣が見えなくなる」と批判をしたのだ。

ところが、こうなってみると奴らの事情がよく分かる。

リベフェミ界隈の人間は、広河のような身内のヒエラルキー上位にある尊師のセクハラに目をつぶり、外部のセクハラや性犯罪にだけ石を投げねばならないという、強烈に矛盾した社会運動に身を投じていたのだ。

だからこそ ”オタク” という罪もない属性を、性犯罪の病巣という話にしなければならなかったのだろうし、あそこまでヒステリックに、感情的に、オタクやオタクコンテンツをクソ叩きにせねばならなかったのだ。

ようはあいつらの活動は、組織や運動の内部で解決すべき事から目を背ける、または目を背けさせるための、スケープゴート探しと八つ当たりなのである。

こうやって連中の思考を下に下に決めつけて考えてみると、主張が都合よくコロコロ変わる、間違いを指摘されても謝れない、わざと病巣から目をそらして意味不明のオタク叩きなどをしてみたりする……といった点に、それなりの理由があるのだと理解できる。

真の病巣をつつくと、自分達の核の部分にも被害が及ぶからだったのだ。こう考えると全てが腑に落ちる。

あまりにも幼稚なダブルスタンダード

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HRN・伊藤和子らは、AV業界批判の際には、普段の言動がすでに信用のおけない虚言癖と噂されていた「自分のために他者を犠牲にする事を何とも思わない気質の人間」や「とにかく目立ちたい、お姫様扱いされたい、構って欲しいだけ」といった人材を拾い上げ、証言にウソがある可能性など少しも考えず、彼女らの告発が全て正しい事という前提で言葉を発していた。

またmetooが流行り出して以降も、告発者の女性を疑う事を一切許さず、metooの内容に疑問を持った時点で性犯罪者を庇っているとまで非難していた。

そんな連中が、広河に対しては身内から次々と「うすうす気付いていた」なんて話が出て来るほど話がめくれた状態なのに、未だにモヤモヤとした言葉しか発せていない。

例えば伊藤和子のこの記事を読んでみて欲しい。
なんだろうこの歯に物が挟まったようなもの言いは。

広河隆一氏に対する告発について
http://worldhumanrights.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-3433.html

一見反省しているようにも見えるが、この独特の他人事感や、結局のところ広河氏に対して直接的な批判を避けている点など、不思議な箇所が見受けられる。これが伊藤和子が書いた文章ではないなら見逃す事もできるのだが、普段からオタクだアキバだに暴言を吐いている彼女を知っていると、どうにも納得がいかない。

例として、この騒動の際に勃発した【伊藤和子vsろくでなし子】のやり取りを見てみて欲しい。

広河隆一氏のセクハラ騒動とHRNの対応について、ろくでなし子氏と伊藤和子氏のやりとり
https://togetter.com/li/1302985

伊藤和子からしたら、いつもの誤魔化しや逃げが通じず、人前で一方的に頭を下げねばならない状況にイライラを貯めていたのだろう。全くどうでもいいろくでなし子のツイートに、ここまでムキになって噛み付いたのだ(挙句にろくでなし子ならではの反撃によって返り討ちになる始末)。

また、個人的に「あいにくあなたのツイートを全部見る時間がないので」という一文にデジャブを感じてしまった。こいつのこの「私は忙しい、お前の相手なんかしてられない」と前置きした上で言いたい事だけ言うという手法は、今から何年か前に私もやられた事がある。

これは伊藤和子の「逃げますよ~」という合図であり、事実私の時もヤツがこれを口にした直後に、自分の発言をまとめから削除させて逃亡しやがった。

◇ 証拠
「秋葉原には児童ポルノや児童買春が溢れている」を巡る荒井禎雄氏と伊藤和子弁護士のやり取り
https://togetter.com/li/896556

伊藤弁護士は、今回の一件に全く関係のないろくでなし子に八つ当たりをしている暇があったら、キチンと事の次第を "総括" すべきであろう。

対広河の場合と、対それ以外(ないしは敵)の場合と、ここまで妙な差があっては「何か裏が」と疑われて当然であり、それはろくでなし子をいくら罵倒したところで誤魔化しようがない。伊藤和子がやるべきは ”攻撃” ではなく ”反省” だ。そんな判断も付かないほど頭が弱っているのか。

こうした連中のダブルスタンダードの酷さは、伊藤弁護士に限った話ではない。それはTSUNAMI(ジェンダー法学会のシンポジウムで問題発言をした人物)の言動のマズさを告発した(元)日対研のTwitter(@parabellum_site)を眺めてみるとよくわかる。

以前の記事でも紹介したが、日対研は女性が暴力や性犯罪から自力で身を守れるようにと、自衛の技術を教えていた団体だ。

ところが、これに対して意味の分からない理屈でTSUNAMIがストーカー&迷惑行為、事実無根の誹謗中傷を繰り返し、スタッフの身に危険が及ぶ可能性が出たため、解散という選択をするよりなくなってしまった。言ってみれば、れっきとしたTSUNAMI被害者である。

にもかかわらず、リベフェミ界隈の人間は、騒動後にこの日対研に対して誹謗中傷の雨あられを浴びせかけているのだ。どうも日対研が公開したTSUNAMIに関する記事(以下枠内)が、リベフェミにとって都合の悪い内容だったようなのである。

◇参考記事
TSUNAMI氏によるジェンダー法学会での言動についての説明
http://parabellum.hatenablog.jp/entry/2018/12/27/170317

だがしかし、これはリベフェミにとって自分達の傷を広げる結果にしかならないと断言する。何故ならば、先に述べたように彼は「警察も認める被害者」であるからだ。彼が警察に通報し、彼の被害のほどが認められたからこそ、結果的にTSUNAMIの「刑事責任を問えない人間」という情報が ”めくれた” のである。

そんな公権力に認められた被害者の告発を迷惑行為によって叩き潰そうと画策するなど、metooの理念に根本的から反する行為ではないか。

(誰の事とは言わないが)虚言癖のメンヘラ女が裏も取れていない限りなくデマと思われるmetooネタを披露した際には疑う事なく認め、庇い、少しでも反対意見や疑問をぶつけた人間を袋叩きにするのに、なぜ本当の被害者である日対研のmetooを認めず、否定しようとするのか。

そんな無理ゲー過ぎるロジックを組む事は不可能であり、それをやったが最後、その運動は底を見透かされて正気な人間からは相手にされなくなる。

この理屈が理解できないアホは、今後二度とmetooだの人権だのと口にしない方がいい。そんな ”無能な味方” が口を開けば開くほど、事態は悪い方向へ流れて行き、弱い立場の人間がさらに酷い状況に追い込まれてしまう。

『総括』

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今回の広河問題、そしてジェンダー法学会トラブルは、metooだフェミだと便利な旗を掲げて甘ったれていた幼稚な連中が、オトナの仲間入りをするための通過儀礼のようなものだと考えている。

まずフェミ界隈が改めるべきは、強烈な権威主義を捨て、個々がもっと考える努力をし、自分達を客観視する事であろう。

よく「フェミは1人1派」などと寝言を言うヤツがいるけれども、そんなもん大ウソである。ごく少数の教組(権威)と、それに逆らわず鉄砲玉として盲目的に暴れまわる大多数という構図の方が現実に近い。

それ故に、世間の常識から剥離したパワハラ・セクハラが蔓延する歪んだ業界になってしまい、それが広河問題として表面化したのではないのか。

それを改善するためには、一部の権威の言葉を真に受けるのではなく、堂々と個としての意見をリベラルとして、またフェミとして発表できるような空気にする事だ。

そういう面から考えてみると、いま日対研やろくでなし子に粘着している連中は、フェミの未来を潰そうとしている大馬鹿野郎であると言える。

それにしても、普段は女性の権利だ性被害だと言っておきながら、広河のような教祖様が女をどうこうしていても見て見ぬふりをするとは、まるで『教会の神父が子供を犯し続けていたなんてニュース』『オウム麻原の女性信者に対するイニシエーション』などと瓜二つである。

フェミ界隈にはキリスト教系の団体と密接な人間も多いが、こうしたグロテスクさはキリスト教に限らず「己の価値観・教義を押し付けようとする組織」に共通する病巣なのではないだろうか。

これは表現規制問題の際などに散々言われた事だが、フェミ界隈がこの先も生き残りたい、世間様に信用される運動でありたいと願うならば、多種多様な価値観を認められるよう、頭を鍛えないといけない。

彼ら彼女らは、それが出来なかったから極端な教義に偏り、それに沿うものしか認めないというカルト的な思想に陥ってしまったのだ。

今回の一件は、フェミ界隈が自分達の言動のマズさを深く反省し、生まれ変わるチャンスである。


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