【息子と板橋デート】 創業100年を超えるコマヤ玩具編

【息子と板橋デート】 駄菓子屋ゲーム博物館編
https://note.mu/oharan/n/n8bf5fc800b78

前回アップしたこの記事の続き。

前回は息子が駄菓子屋ゲーム博物館でその日のオヤツを荒稼ぎしたところをご紹介したが、今回わざわざ息子を連れて板橋へ行ったのには、別の目的があった。
私が子供の頃に散々通ったとあるお店に、息子を連れてお礼を言いに行きたかったのである。

それがこちら、創業100年を超える老舗・コマヤ玩具さん。
このお店は旧宿場町の仲宿商店街で、親の代からかれこれ100年以上も続いたという由緒ある玩具屋さん。第一次世界大戦の頃からやっているというのだから歴史の重みを感じてしまう。

そのコマヤ玩具さんが、店主夫婦の高齢の為か、それとも建物の限界なのか、3月いっぱいで店を閉めてしまうそうな。その話を聞いて、散々お世話になった仲宿っ子として飛んで来た次第である。

閉店セールとして、店内の商品すべて表示価格の半額で売っていたのだが、それを狙ってかすでにハンター達が押し寄せて来ていた。
これじゃ面白そうな玩具は残ってないかなあとも思ったのだが、この店の商品ラインナップを舐めてはいけなかった。おそらく80年代頃から店の棚の奥で眠っていたであろう未開封新品のボードゲームやパーティゲームの類がごろごろ。

「これなら息子が遊べる玩具もありそう!」と探索を開始したところ、いきなりトンデモ級の骨とう品がピカピカの状態で発見された。

忍者キャプターの玩具の未開封新品どころか、ありえない美品。なんぞこれ。会社名ポピーだぞおい。
忍者キャプターって76年放送だそうで、この玩具はオレとたいして年齢が変わらないという事になる。すげえなコマヤ!

……って事はあれか、この玩具はオレが10円ゲーム目当てで散々通ってた時代から売れ残り続けてたって事か? こわ!

で、あれこれ目移りしながら、息子と一緒に遊ぶためにこんな見た事も聞いた事もない玩具を購入。
店のオバちゃんに挨拶をし、息子を紹介しつつ昔話に花を咲かせてみたのだが、半額どころかあまり言えない金額にまけて下さった。いやなんか申し訳ない事しちゃった。

まだ閉店まで少し日があるので、また今度様子を伺いに行こうかなと思っている。

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玩具を買った帰りに、これまた仲宿の老舗……というか、仲宿商店街に現存する商店の中で最も古いかもしれない、鶏肉専門店・鳥新で焼き鳥を買い食い。
オレの生家がまさにこの建物の隣だったもので、記憶もない頃から鳥新の焼き鳥を食べていたのだが、息子も当時の私と同様にここのつくねが大好物。
息子が自分が好きだった物をおいしいおいしい言いながら食べてくれるというのは、実に幸せなものである。

で、こちらが今回購入した謎のゲーム。「家族みんなで遊べそう」「シンプルそう」「何でこんなに美品なんだよ」と、様々な理由から買おうと思った商品なんだが……。

ケナーパーカージャパンという、米国の初代モノポリーの販売元の日本法人の名前が。この会社は87年に買収されているので、この玩具は最低でも87年生まれ(32歳)という事になる。
それに会社所在地が墨田区横網って、これ国技館の目の前の、いきなりステーキの高級版のステーキ屋さん(ステーキくに)があるビルじゃん!

生まれ育った仲宿商店街の玩具屋さんに何十年ぶりかに行って、たまたま買った玩具の販売元の住所が、今住んでいる家のすぐ近所という妙な因縁。
これは大事に遊ばねば。

さっそく息子と遊んでみたところ、ゲーム内容はとてもシンプル。

(1)まずは中央の山の頂上みたいな場所にT字型の棒を差し込む。ようはダイナマイトを発破させる時のアレだ。
(2)それが終わったら1人1つずつ駒を選び、サイコロを振って出た目の分だけ橋を架けながら進む。
(3)サイコロには数字以外に発破マークが描かれており、それが出たらT字の棒を押し込まねばならない。
(4)棒を押し込むと、4つの辺の内のどこか1辺が爆発するのだが、その際に橋の上に自分の駒がいたプレイヤーが負け。最後まで生き残るか、自分のスタート地点まで一周できたプレイヤーの勝ち。

ゲームルール自体はとてもシンプルで、4歳児の息子でも一回で理解できるものだったのだが、発破する際に割とちゃんと爆散するため、ドキドキ系のゲームとしてよく出来ている。
ようは黒ひげとか、ワニに手を食べられるヤツとか、カテゴライズするならその辺りの仲間だな。

やっぱこの時代のアナログなゲームって、よく出来てるの多いよねえ……。

という訳で、コマヤさん長い間お疲れ様でした。
小学生の頃に、店先の10円ゲームコーナーで魔界村を1コインクリアしたのが、私のゲーマーとしての頂点でした。

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※参考記事 過去にバズった記事(すべて無料記事です)
『息子が見ていたTV版ドラえもんのお話が的確かつ鋭利すぎて……』
https://note.mu/oharan/n/nb47a35de2bcf
『性的消費ってなあに?』
https://note.mu/oharan/n/n53608cd57574
『なぜ嫌悪感を抱く表現であっても守らねばならないのか』
https://note.mu/oharan/n/n42140c8b45fd

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荒井禎雄

板橋区の専門家を自称するフリーライターだったが、ハッタリが本当になって板橋区に関する著書が複数、板橋区公式の観光本にも参加。息子に対する犯罪者ギリギリの濃厚な愛には定評がある。ご意見ご要望は→ https://twitter.com/oharan

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