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【息子と板橋デート】 駄菓子屋ゲーム博物館編

先月の話だが、板橋にある ”駄菓子屋ゲーム博物館” に、息子を連れて遊びに行った。近頃息子は ”ゲーセン” を覚えてしまい、何かにつけて「ゲーセン行きたいゲーセン行きたい」とうるさく、その都度「ゼッタイダメ!」と言い続けていたのだが、流石にそればかり言うのも可哀想だと思ったので、”好きなだけ遊ばせてやれるゲーセン” を経験させてやろうと思ったのである。

そのような趣旨説明をするや、駅のホームの自販機で「とと、今日はがんばるから、おろろんしー飲みたい」と、オロナミンCをねだる息子。
説明を聞いて、彼なりに気合が入ったらしい。

で、駄菓子屋ゲーム博物館は、板橋区の稲荷通り商店街という小さな商店街の中にあるのだが、微妙に行き方が面倒くさい。
板橋の商店街って、原則として「駅を出たらすぐ商店街」という立地なのだが、この商店街は最寄り駅からそれなりに歩く。
まず、都営三田線の板橋本町駅で下車し、中山道沿いに北へ進む。すると「道間違った?」と不安になる頃に、稲荷通り商店街の入り口が。
板橋本町駅の周辺は景色が非常に殺風景なので、進む方向を間違えやすいので注意。いまはスマホで地図を確認できるから便利よね……。

で、この稲荷通り商店街は、板橋区の中でも特に「町の成り立ちが分かりやすい」という特徴がある。
町の成り立ちには何パターンかあるが、例えば同じ板橋区内の不動通り~仲宿~本町商店街は元宿場町で、旧板橋宿がほぼそのままの形で巨大商店街になった。
そしてこの稲荷通り商店街は、中央にある立派なお稲荷さん(清水稲荷神社)の門前町として栄えた土地なのだ。
東京23区内は、今やあちこち開発され、このように「門前町がそのまま商店街に」という謂れを持つ場所が次々と解体されている。
そういう意味で ”その土地に集落が形成されたキッカケ” をそのまま残してくれている、「昔は当たり前、ところが今や貴重なケース」という土地なのである。

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ちなみに、商店街ページに関しては完全にひとりで書いております。

稲荷通り商店街は、昭和で時間が止まったようなレトロ商店街で、小さいながらもまるでテーマパークのような雰囲気を持っている。
このパン屋さんなど、まるでケーキ屋さんのようなゴージャスな造り。かと思うと、ショーケースを見ただけで腹が減る、たまらない食堂があったりと少数精鋭。

そんな商店街の奥、町のシンボルであるお稲荷さんの目の前に、駄菓子屋ゲーム博物館がある。
ちなみに、この駄菓子屋ゲーム博物館のオープン日は2009年の3月8日なので、実は10周年なのだ。

私がなぜこの周年に気付いたかと言うと、たまたま息子を連れて行ってやりたくて、自分のブログの過去ログをチラ見してみたら、ちょうどオープン日に遊びに来て、その日の内にアップした記事が見付かったのである。

『駄菓子屋ゲーム博物館』 が板橋区宮本町に本日オープン!
https://ameblo.jp/oharan/entry-10220545971.html
※ 博物館内のラインナップなど、この記事をご参照ください。ただし、今ではもうちょっと増えてます。


10年前と比べるとゲーム機が増え、今では混雑時には客が行き違うのも難しいほどに。よくもまあこれだけの台数をメンテナンスし続けてくれているもんだなと。(しかも今じゃ純正部品もないだろうに)

で、純正部品がない骨とう品という意味では、こちらの 「一切電気を使わない両替機」 が私の一番のお気に入り。
よく注目して欲しいのだが、パチンコ好きなヤツはこの台の一部分にピンと来るんじゃなかろうか。

そう、これ実はDaito(大都)の商品なのである。大都はグループ会社で、吉宗や秘宝伝といったパチンコ・パチスロ台を作ってるのは大都技研。この両替機は、その大本になった大都製作所が作った商品じゃないかと思われる。

下手をしたら父親よりも年上かもしれないようなゲーム機を相手に、夢中で大立ち回りを見せる息子。気付くと着実に金券が増えている。
だが、国盗り合戦で20×姫からの10×殿、これはと思わせておいてのドクロ即死というあるあるネタを経験し、社会の厳しさを思い知る。

そうかと思いきや、ジャンケンゲームでチョボチョボとメダルを増やし続ける息子。延々と「じゃーんけーんぽん!へこーー」を聞かされるだけのゲームだと思っていたのに、コンスタントに勝ちやがる!

ふと気付けば、愛する息子が釘を見ながら店内を練り歩く昭和のパチプロジジイのような雰囲気になっていた。

何だかんだ130円分ほど金券を貯めたところで、次の予定があったのでゲーム終了。最後はお菓子と交換して貰って駄菓子屋ゲーム博物館を後にした。

この博物館が出来た10年前は、まさか自分が子供を持つなんて思っていなかったのに、人生何があるか分からない……。

ちなみに、息子は相当楽しかったようで、この日以来何かある度に「10円ぱーんぱーん!ってやるゲーセン行こうよ」とおねだりするようになりました。

◇ CM
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※参考記事 過去にバズった記事(すべて無料記事です)
『息子が見ていたTV版ドラえもんのお話が的確かつ鋭利すぎて……』
https://note.mu/oharan/n/nb47a35de2bcf
『性的消費ってなあに?』
https://note.mu/oharan/n/n53608cd57574
『なぜ嫌悪感を抱く表現であっても守らねばならないのか』
https://note.mu/oharan/n/n42140c8b45fd

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荒井禎雄

板橋区の専門家を自称するフリーライターだったが、ハッタリが本当になって板橋区に関する著書が複数、板橋区公式の観光本にも参加。息子に対する犯罪者ギリギリの濃厚な愛には定評がある。ご意見ご要望は→ https://twitter.com/oharan

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