N国は「もしもオウムが選挙に受かっていたら……?」という歴史のIFである

懐かしさすら感じるN国街宣(?)活動

N国の党首立花が番組収録中のマツコデラックスをTV局の外で待ち伏せし、その模様を動画撮影して自らYouTubeで公開した件が話題になっている。

※突撃動画の現物
8月12日、MXのマツコに突撃!【ダイジェスト版】
https://www.youtube.com/watch?v=jDD_j37n4IQ

マツコ側、N国・立花党首に“反論” 動揺も降板も「全くない」
https://www.sanspo.com/geino/news/20190814/geo19081405030010-n1.html
マツコ側、N国・立花党首に“反論” 動揺も降板も「全くない」
https://news.nifty.com/article/entame/etc/12273-371116/

皆さんは、この動画を見て何を感じるだろうか。
私はネトウヨやしばき隊を、社会問題化するより前から非難し続けて来たが、そんな私の記事を何年も読み続けてくれている方は ”懐かしさ” を感じてしまったのではなかろうか。

そう、立花らがやらかした事は、完全にネトウヨ団体やしばき隊が過去に何度も何度も繰り返し、その度に問題視され、結果的に連中がカルト化する最大の要因ともなった ”活動” と瓜二つなのである。

今はまだ立花の(表立った)呼びかけがないのに100人規模の支持者が集まるくらいで済んでいるが、これが常態化すればどれほどの規模に膨れ上がるか想像もできない。
なんせN国は泡沫候補、泡沫政党と言われつつも、政党名での得票数が84万↑、立花個人の得票数が13万↑という数字を持っているのだ。

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