確証バイアスとは？

今回のテーマは「確証バイアス」である。
このレジュメを書いていた当時は、もう少し流行る単語かと思ったのだが、実際はあまり使われる事なく忘れられる流れにあるように思う。

だが、この「確証バイアス」という考え方は非常に重要で、ネトウヨ問題に限らず、インターネットを使う上での基本中の基本と呼ぶべきものだ。

・確証バイアスの危険
確証バイアスとは、「自分の願望や求める答えを肯定してくれる情報だけを取り込み、自己肯定する、または持論を補強する」という意味である。今現在「ネットウヨク」と呼ばれている連中の共通点として、この「確証バイアス」だけでロジックを組み立てようとする傾向が挙げられる。

この説明で充分だとは思うのだが、「確証バイアス」という名称を使わず、もっと具体的な例で説明すると、いわゆる「わーわー聞こえなーーーい」だと言ってしまっていいような気がする。
それまで饒舌に言いたい事を言っていたクセに、自分にとって都合の悪い話になると、途端に「わーわー聞こえなーい、聞こえなーーい」となるヤカラを各界隈で目撃すると思うが、確証バイアスがかかりまくりの人間は、例えばネットニュースなどを読む場合でもそれをやる。

ネトウヨならば韓国・朝鮮や中国を悪く言える情報だけにすがりつき、それ以外は目に入らない。反レイシズムを掲げる差別主義者共や偽フェミも同様で、ヤツらは一度思い込んだら反対意見には絶対に耳を貸さない。
あの手の病状も、確証バイアスのこじれた形だと見る事が出来るだろう。