[ネット利用の初歩] 情報を多角的に見なければならない理由 ~デブ専売春編~

報道であっても鵜呑みは危ない

今回は特に旬の時事ネタという事でもないのだが、自戒の意味も含めて、「情報は多角的に見ろ」というお話をさせていただきたい。

さて、皆さんはネットで目にする情報の中で、信頼度の高いものというと何を思い浮かべるだろうか。
おそらく、よほど ”おびょーき” をこじらせている人でない限り、5chだのネットde真実だのとは言わず、新聞社などの報道記事を挙げるだろう。

ところが、たとえ新聞社の報道であっても、そこには何らかのバイアスがかかっている。より悪い言い方をすると「こういう風に読んでね」と誘導しようという書き口の記事すらある。

したがって、新聞社の報道であっても、その情報の中には積極的に脳味噌にインプットすべき重要なものと、出来ればスルーした方が無難なものとが、混在となっているのだ。

もしくはこの逆のパターンもあり得る。
本来ならば、事実が歪まないように書いておくべき大事な情報が、何故か書かれていないというケースもある。
こういう記事と出くわした場合は、読み手の方が他の報道と照らし合わせて、それぞれの記事に書かれていない点や、むしろ書き過ぎている点などを比較して、どの辺りに着地すれば無難なのかを考えねばならない。

と、こんな抽象的な話ばかりしていても頭に入って来ないと思うので、もっと具体的なお話をしよう。
そのための教材として使うのは、デブ専売春がバレで警察にとっ捕まった私の知人のお話である。

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