"苦労をしたことがない"話

私は苦労のくの字も知らないんですって。

腹立ちますね。
僕の21年を全否定する言葉だし、
僕が死ぬ気で乗り越えてきた夜を全否定する言葉だし、
僕の作品を全否定する言葉だし、
僕の言葉も、価値観も、命も、
全てを否定されました。

あまりに腹が立ったのでこんなことを書いています。

苦労したことがない、まさかそんな言葉を自分が貰う日が来るとは。

私は今まで「辛いという感情に優劣はない」と思ってきたし、言ってもきました。
それが誰かの助けになると思って。
そんな言葉をかけて欲しかった、かつての自分のためかもしれません。

そうやって必死に世界に報いてきたのに。

君がそんなことを言うのか。

本人が辛いと思ったら辛い、そんなことが何故否定されなければならない?
私が必死で肯定してきたことを

否否肯定したのは私の勝手か

しかし世界に私はまたも裏切られたのだなぁと思うと本当に信用ならないね、

もしかしたら僕は生まれつきこうだったんじゃなくて、君たちが僕をこうしたのかもしれないね。

でもそんなこともあろうかと僕は今までせっせと"友達"を書き続けてきたんだよ。
誰に裏切られても、決して裏切らない友達、理解者。いないなら作るしかないよね。

僕には友達も、理解者も、決して裏切らない後ろ盾もある。でも彼らには血がないから。そう、まるで死体のように。
みるみる色褪せて、熱も、逃げて、…

全て美しくないね。
全て見苦しいね。この世界は相変わらず。

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