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愛知県にいった

今年度は4年生を担任している。
4年生の国語科では新美南吉の「ごんぎつね」を取り扱う。
という話を学生の頃の先生と飲んでいるときに話していたら、彼の生まれた地である半田市に行こうということになった。
既に卒業して3年ほど経つため、傍から見ればパパ活である。

半田市

愛知県は名古屋市と豊田市しか知らない人生を歩んできた。
半田市は愛知県をカンガルーとすると、前足のあたりである。
京都から車で連れて行ってもらった。私は無免許なので、運転していない。

もうカンガルーにしか見えないだろう。

新美南吉の生家や、新美南吉記念館を訪れた。
私は全くリサーチせずに来たのだが、先生が細かく調べてくれたので、色々と教えてもらった。
彼の住まい周辺が物語とかなり関連が深く、ガイドしてもらいながらまわった。

「おじいさんとランプ」に出てくる池はソーラー発電の地になっていた。
新美南吉の生家。無料で入れる。無人。
ごんぎつねに「中山」が出てくるのだが、その山。
兵十がうなぎをとってた矢勝(やかち)川。二級河川。
秋頃は彼岸花が咲くらしい。
うなぎをとるにしては水深が深い感じがした。
昔は他に灌漑があったのだろうか。
階段はしんどかったので登らなかった。なんか、山。

午前中は上記の山やら川やらをちまちま見て、うな丼を食べた。土用の丑のタイミングで鰻を食べていなかったので、嬉しかった。

生家の近く「かわらよし」にて

で、やっと新美南吉記念館。入館料は220円である。良心の塊だ。

新美南吉の生涯にフォーカスした展示を行っている。
かなり筆まめな人だったようで、手紙やら日記やらが多く残っている。あと、字がめちゃくちゃきれいだった。賢い人だったのである。
220円で十分すぎるほどの展示内容だった。

夜は知多のハイボールを飲みまくった。
1日目終了。

師崎・篠島

2日目は新美南吉のことを忘れ、半島の先の方へ行った。
恐らく釣りをする人たちが行く場所である。
私は釣りをしたことがない。小さいときに祖父に釣り堀に連れて行かれ、私はずっと「くさいくさい」と言っていたため、車に置いていかれたらしい。祖父が亡くなって10年経つのだが、母はまだそのことを怒っている。以上が釣りの思い出である。覚えていないが。

師崎でフェリーのチケットを買い、篠島へ行った。
フェリーは片道700円ほど。たくさん出ているので、ちょっとぐらい逃しても大丈夫である。

ついたー

京都は海がないので、久しぶりにみた。でかーと思った。
篠島はしらすがめちゃくちゃ取れるらしい。ので、しらす丼を食べた。そして、フェリーでまた帰った。
しらす丼を食べるためだけに、篠島へ行ったのであった。

喫茶店を名乗っているが、しらす丼を出している。

その後は東山動物園でコアラをみて帰った。
自分で旅行プランを立てた場合、絶対に師崎なぞは候補にならないので、今回行けて良かった。

新美南吉マスターになりたかったら、ぜひ半田市へ。


3億円ほしい