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[Risk Of Rain2]│今更ながらキャプテンの強さを再確認した話

未だに面白い『Risk Of Rain2』。

Risk of Rain Returnsの話

旧作のリメイクとなる『Risk of Rain Returns』は購入はしたものの、どうしても肌に合わなかった。

松本零士風味なオープニングは好きなんだけど…

そもそもマリオ系(と勝手に大別しているジャンル)のゲームが昔から苦手で、それが理由で購入を渋っていた。しかしそれでも本シリーズならきっと面白い筈だと思い購入に踏み切ったのだった。が、やはりこちらは紛れもなくマリオ系。或いはメタスラ系。キャラクターを動かしていて気持ち良いとか、景色を楽しむとかいう感じではない。

ドット絵自体は美しい

とにかく移動に関するストレスが多い上に、基本的には左右何れかの方向にしか射撃できない仕様にもムズムズする。奥や手前に移動できないのだから、射角くらい頑張ってつけてくれ!と何度も思いながら戦うことになってしまうのだ。極めつけは原因不明の頻繁なクラッシュである。

一応クリアだけは何とか達成し、私には不向きなゲームとしてライブラリの肥やしになってもらうしかなかった。

Risk Of Rain2の話

そんな折、いつもペアで遊んでいた友人から『Risk Of Rain2』の熟達スキンを開放したいという話が出た。かつて私は、全サバイバーの熟達をソロで済ませ、実績も全て解除した。

それでも久々の熟達チャレンジは面白そうだったので、早速取り掛かることにした。友人はまずコマンドーでクリアしたいとのことだったので、私は一番気に入っているサバイバーであるハントレスをセレクト。

しかしこれがなかなか上手く行かなかった。二人とも久々のプレイではあるので、リハビリしながら楽しく遊ぼうぜという軽いノリでのプレイだった。そのため失敗を重ねること自体はそこまで苦痛なことではなかった。

ソロでも結構失敗はするしな!

失敗しても笑ってリトライできるのが本作の良いところ。残念ながら「Returns」にはそれがなかった。

しかし失敗も長く続きすぎると宜しくない。ロクに拾えない火力アイテム、連続する苦手マップ、存在そのものが許せない強敵…我々の心は折れかけていた。何しろチャレンジを始めてから5日が経とうとしていたのだ。

お互い子供達を寝かせつけて(或いは寝かせつけられて)からのチャレンジだったとはいえ、毎晩深夜に及ぶ失敗の連続は流石に堪える。私は色々なサバイバーを使って気分転換も可能だが、友人はとにかくコマンドーを使い続けるしかなかったのだ。幾ら何でも飽きてしまう。

スタンダードながら面白いキャラクターだが…

とは言え私も、比較的クリア難度の低いコマンドーやハントレス、そしてエンジニアを集中的に使っていたので、先行きは明るくない。何か他のサバイバーを検討すべきタイミングなのでは…と思い始めたところで、純白のキャプテンが目に留まった。

やれそうな顔をしている

キャプテンには熟達以来触れていなかったので、高難易度攻略に於いて非常に有用なパッシブの存在を忘れていた。

こいつだ!

その名も「防御用マイクロボット」。即着弾ビーム系以外の射撃を消滅させる優れものであり、キノコが撒く悪地形やゴリラの床ドン衝撃波、大クラゲが吐き出すエナジーボールすら無かったことにしてくれるのだ。

序盤を安定させるのには特に優れた性能をしており、ペア攻略の際にも最序盤にはドローン系の修理を優先することで相方にはアイテムを集中させることができる。

ということで、私はひとまずソロでその性能を再確認することにした。

余裕のモノリス到達

ソロはペア攻略よりも難易度が下がる(自社調べ)とはいえ、かなり余裕をもってクリアが可能だった。本人のプライマリスキルが高火力な上に、ドローンの修理や運の祭壇を無料にできる「標識:ハッキング」の存在もあって予想以上に序盤の安定感は高い。

左右どちらもハッキングがラク

OGM-72「ディアブロ」ストライク」だけはうまく使うことが難しかったが、それでも概ね操作が簡単な点は嬉しい。ただ移動スキルを持たないので移動速度だけはきちんとケアする必要がある。

他のサバイバーよりはかなり初心者向けな印象であり、今の我々が求める条件に合致する最良の選択肢であるように思えた。これなら行ける!そう確信しつつ我々は何度目かの挑戦を開始した。

余裕だった

そして私の読みは当たっていた。そこまで当たりアイテムばかり拾えたわけではなかったし、移動速度関係では結構な苦労を強いられた。しかしそれでも我々は無事にモノリスへ到達したのだ。

次はボス攻略に挑戦しようと誓い合い、サバイバー達は姿を消した。


ありがとうキャプテン。

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