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ミュージカル「ジャック・ザ・リッパー」vol.3 白井晃という男

白井晃さんの作品は、子供の頃より観劇しておりました。
僕が初めて観た作品は、ミュージカル「星の王子様」。宮崎あおいさん主演の、新国立劇場中劇場での公演です。
当時、まだ新国立劇場の舞台に立ったことがなかったものでしたから、最後に王子さまが砂漠を歩いていく時、「え、こんなに奥まで進んでいけるの?」という素朴な疑問を感じておりました。
数年後、実際に中劇場の舞台に立った時、「確かにこりゃ広いな」と思いましたが、「ここまで惜しみなく使うんだなぁ」と思いました。

今回も「惜しみなく」舞台を飾り、「惜しみなく」役者を走り回せておりました。
これって、本当にやってしまう白井さんも凄いのですが、やりきっていく役者もスタッフもすごいな、という思いで、とにかく毎日がエキサイティング。
白井さんはいつも優しくて、落ち着いているのですが、周りは常に走り回っているんです笑

白井先生は、本当に空間作りの職人さんで、「見せる芝居」を作ってくださる方です。
だいたいの舞台作品では、なんかこの辺がよく分からなかった、とか、どう言うことだったんだろう、とか思うことが多いのですが、
白井さんの作品は、よく分かるんです。その所以が、今回関わらせていただいた事により、よく分かりました。

あー、また白井さんの作品に出たいなぁ。
と、思いつつも、関われる時は気合入れていかないとだぁ、とも思いました。
でも、白井さん経験者の先輩方は、何のこと、と毎日こなしていたので、なるほどこれはかなり身につくものなんだ、といろんな意味でまた出たい、と思いました。

書きたいこといっぱいありますが、事情もあり今回もこの辺りで。
今回のミュージカル「ジャック・ザ・リッパー」は、とにかく安定したスタッフ揃い。その前に、まず、次回は役者さんのお話を少しできればと思います。

他愛もない記事ですが、読んでいただき、ありがとうございました。

いさおうぎ

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