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引き寄せで家は買えるのか③

 ※ピンポンパンポーン お知らせ
なんか②を読み返したら、自分らしくない言い回しだったので
もっと自分を解き放って書いてみます。
よろしくお願いいたします。

 私の住んでいる町にこんなとこあるんや…というような
謎の階段を上がった先のつきあたりにある家。
言葉を選ばずに表現すると、ほんまに魔女が住んでそうな雰囲気。

 階段を母に確認してもらい
「だいじょうぶや。あんなん階段にはいらんわ。」という言葉を
もらい、話をすすめることにした。
車にはねられて、宙を舞ったけど骨折もしなかった母は強え。
しかし、うちの母は相当天然であり、はっきり言えば無神経ということを
後で思い出すことになる。
なぜ、一緒にくらしているのにお互い忘れるのか。
それぞれの家族という小さな社会が作りだす不思議…
この謎はまた別の機会に追ってみたい。

 そんなこんなで、いったんの懸念事項をクリアできた私たちは
不動屋さんの小川さん(仮)に連絡し、購入のために話を詰めていくことになった。
小川さんは私たちの他にも物件を見に来ている人達がいることを
教えてくれた。
ライバル出現!!!
確かにこの辺りでは破格の値段だしなと思う反面、
あの奥まったところを買う勇気のある人いてるかなと謎の余裕があった。
だって引き寄せた家やし。
階段もあるし通路も狭いからリフォームするにも人件費が割高になることが
予想できたので、物件の値段を下げてもらうようにお願いした。
小川さんも交渉してみますと言ってくれた。

 小川さんは本当に最低限のリフォームだと300万か400万くらいで
いけると思いますと言った。
私たちは、フッ。最低限にする気はないぜ。満足のいく家にするんじゃ!!と、変なキャラを降臨させ鼻息あらく、何年も前から家を建てるならここと
決めていた近所の工務店に突撃したのであった。

つづく



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