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コピーライティング講座③人を動かす方法

前回、コピーライティングの目的とは、

「人を動かす」

ことであるという話をしました。
(前回の記事はこちら

では、どうすれば「人を動かす」ことが出来るのか?

ということが気になると思いますので、今回はそのお話をしていきます。

コピーライティングの成否を分けるのは「感情」

人を動かすのに必要なこと、キーワードは

「感情」

です。

今回覚えておいていただきたいのが、人が何かを買うとき

「モノ」ではなく、その先の「感情」を欲している


ということです。

たとえば、高級車を買う人。

その人は、高級車という「モノ」が欲しいから買うのではありません。
高級車を買うことによって得られる「感情」(乗るときの爽快感や心地よさ、周りからの賞賛や羨望などなど、、)が欲しいから買うのです。

ここを理解していないと、「商品そのもの」をゴリ押ししてしまい、その商品がもつ本当の良さが全く伝わらないという結果を招いてしまいます。
(売れないセールスマンによく見られる傾向です)

他にもたとえば、スポーツジムに通う場合を考えてみましょう。

スポーツジムに通うのは概ねトレーニングをするためだと思いますが、トレーニングをすることそれ自体が目的で通うわけではないですよね。

トレーニングをしたことで得られる結果(筋肉がつく、痩せる、体が引き締まる、体型がよくなる、健康になる)がもたらす「感情」(周囲からの評価があがり自分に自信がつく、健康体になることで安心感が得られる等)を欲しているからこそ、わざわざお金と時間をかけてジムに通うのです。

それを買うことによって、どんな「感情」を得られるのか?
あるいは逆に、どんな「感情」(不安や恐怖など、マイナスの感情)を避けられるのか?

コピーライティングで「人を動かす」という目的を果たしたいのであれば、これらを常に意識していきましょう。

それでは、今日のワークです。

あなたが最近買ったものを一つ思い出してください。
どんな「感情」を得る(or 避ける)ために、それを買ったか考えてみてください。

ワークを実施するときに一点注意してほしいのが、「感情」にスポットライトを当てることです。

たとえば家電などを買ったとして、「〇〇に役立ちそうだから」といったところで留めてしまうのは、まだ「論理」の段階です。

〇〇に役立てることによってどんな「感情」を得たかったのか?
というところまで考えることがこのワークの肝です。

ぜひ、実施してみてくださいね。

それでは、本日は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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