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おおさか、夫婦善哉

大阪、難波は法善寺横丁。
お店は苔むしたお地蔵さんの横にこじんまりとたたずんでいる。

オダサクこと織田作之助の小説「夫婦善哉」にも登場する夫婦善哉をいただきました。

二椀を夫婦にみたてて出される善哉。
夫婦円満、商売繁盛、良縁縁結びのご
利益があるらしい。

メニューは
夫婦善哉
冷やし善哉
栗入り善哉
の3つ。今日は夫婦善哉を頼んだ。

湯気が立つ二椀が出された。
黒くよく煮えた小豆に真っ白い白玉が真ん中に入っている。
口に入れると優しい味が広がる。
白玉はなめらかでもちもち。

最後の口直しに塩昆布。そして緑茶。
このしょっぱさがたまらない。

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店内には織田作之助の肖像画や初版本が展示されている。
表紙の出版社名が手書きなのがかわいい。

大阪へ来たときはぜひ寄ってみてほしい。

大阪聖地巡礼、次は自由軒へ。




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