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2019 夏旅行5日目

朝食バイキングの混まない時間を狙ってAM6:30に起床。バイキングは好きだ。量を求めているわけではないけど、食べたいものと見栄えのバランスを意識して相手のいないバイキングバトルに挑んでいる。今回は欲望にまけてお茶漬けを盛りすぎてしまい敗北だ。


チェックアウトまで時間はあったので、露天風呂にぼんやり入りトンボを眺めていると、改めて飛行能力の高さ(空中での静止、加速、方向転換全)にビビる。そのうち見ていたトンボがつがいになり交尾をしだしたので、死んでくれ~と思う。くだらないことを考えながら長風呂をしていると昨日は得られなかったチンピリが訪れる。

新玉川温泉は100%、50%、20%と浴槽により源泉の濃度を分けている。50%でも滲みすぎて長居はできなかったけど、露天風呂の20%なら長時間湯につかることができてチンピリに至ることができた。最強が最適ではない。またひとつ学ぶことができた。

ぎりぎりの時間までだらけたらチェックアウトをして十和田八幡平国国立公園へ。90℃の源泉が毎分8,400㍑湧き出すくっせぇ川や、黄色に変色した穴から硫黄ガスが轟音をたてて噴き出しているくっせぇ火山、地熱により天然の岩盤浴となっており、そこらじゅうで寝込んでいるじじぃとばばぁ。きれいな景色ではあるのに、ここは地獄かと思ってしまった。


長旅の疲れを見越して、今日は目的地のユーランド八橋に行くこと以外は予定を入れてなかったけど、玉川ダムや田沢湖ではつい車を停めて景色を楽しんでしまった。スワンボート乗ってみたい。


レンタカーを返却して、バスでユーランド八橋へ向かう。この施設が青森、秋田旅行での最後の目的地。ここが最後の施設かと感慨深く入店すると、ゆるいマスコットにいかれた狸に顔が出迎えてくれて顔がゆるむ。長旅と長距離運転で疲れ果て、もちろんサウナへ直行する。


サウナ室は広々としつつも、温度、湿度ともに気持ちのいい。短いスパンでのオートロウリュウ(蒸発音はしないけど)で最適なセッティングが保たれている。

水風呂は体感18℃くらいだけどバイブラありでいい感じに冷たい。水風呂で惚けていると、正面にはプラ椅子座った老紳士が何人も恍惚な表情で西日に照らされていた。神々しい風景に旅の最後にふさわしい施設にきたなと嬉しくなる。

4セットを終えてもまだ疲労感が取れなかったのでマッサージも受ける。すぐに寝てしまったけど、首肩のコリはしっかりとれていた。その後は食堂でビールとカツカレー。最高。


まだ21時も回っていなくて寝るのはもったいない気もしたけど、心も体もすでに満たされたので、早く寝るのも贅沢のうちだよなと思い眠りにつく。

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