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夏の夜に想うこと(2019 夏旅行6.7日目)

青森、秋田旅行最終日、AM8:45のフライトに間に合うよう5:30に起床。

2セットで朝サウナを済ませてチェックアウトすると、朝から秋田でボルゾイを散歩するじいさんを目撃する。姿勢がよくてかっこいい。かなりよかった。

バス停にたどり着くもだれもこない。バスはくるのか、台風がきてるけどフライトするのか。そわそわしながらバスを待つ。見知らぬ土地でバスを待つ時間はいつだって不安だ。

3分遅れでバスはやってきて無事空港に。フライトも問題なく約90分であっというまに東京に着く。

この日は東京 蒲田で水風呂研究会というイベントがあるため、愛知に帰らず東京に来た。

一緒にイベントへ行く友人B君と合流するためスカイスパへ。羽田から横浜直通バスに乗り、あるいて数分でスカイスパにたどり着く。交通機関の発達と都市型サウナのアクセスの良さ。東北サウナとのギャップにくらくらする。

12時のアウフーグースに合わせて2セットをこなす。スカイスパはサウナ室に入るたび温度が物足りないよね…と思うも、数分経てばきめ細かい汗が気持ちよくかけて、ここのサウナ室も好きだなと毎回思い直す。

そして12時のエクストラアウフーグースではアツアツに仕上げてくるからずるいよな~と思い水風呂で惚けてしまう。

浴場内は混んでいたので休憩はほどほどに食堂へ。都市型サウナはビールの写真も様になる…。一般的な施設よりは値段高めだけど、見合ったおいしさは間違いなく提供してくれるのでスカイスパやっぱり好きだな。

14時のアウフーグースでB君と合流。彼がパイパンにしたと言っていたので、負けずにこちらもパイパンにする。あえて言わなかったけどちゃんと気づいたのは流石だ。

もう1セットしてイベント会場の蒲田へ向かいもつ焼きやで飲む。横浜のしゃれたサウナでさっぱりした後に、蒲田の冷房のきいていないもつ焼きやでべたべたになるのもいい。

そんなに会話は弾んでいないけど、別に気をつかって盛り上げる必要もないかなと思える友人は貴重だ。

ぼちぼち飲んでいるとB君が事前に誘っていたCさんが合流。ほぼ初対面ではあるけど自分たちが文フリにだしたエッセイの感想や、サウナの感想だったり彼女の描く文章の感情が表れがとても好きで、一方的にファンだったで嬉しかった。

いい感じのほろ酔いで蒲田温泉に向かう。イベント出演者の編集Tさんに会えたので最近話題のボケをかますも、仕事中なんでと一蹴される。ふざけんなよと思いつつも、仕事中なのはマジなので失敗したなと反省し、イベント開催前にサッと風呂に入り汗を流した。

イベントはマグ万平さんが終始活躍していた。オタクが喜ぶマニアックなサウナ情報からみんなが笑わせることも忘れない。マイペースすぎる他のゲストをうまくカバーしていて、イベント終了後にはお客さんへの良対応。ラジオ聞かないと…!思わずにはいられなかった。

大町テラスさんはイベントだからここでしか聞けないことを…とサービス精神を発揮されていた。とてもまじめな人なんだろうなと思う。漫画おもしろいのでがんがん売れて欲しい。

肝心の目当ての漫画家は終始釜飯食ってたし、編集者はかき氷くってメロンソーダ飲んで夏を満喫していた。なんなんだ?(おもしろかったけど)

イベントではゲストの水風呂ベスト3が発表されていた。そうそう、ベストサウナ施設というよりは水風呂、サウナ室と話題を絞ったランキングの方が内容がマニアックになって良いよねとオタクは満足した。

ちなみに私のベスト水風呂は、春日井温泉(愛知)、おまきスパガーデン和園(富山)、サウナサン(佐賀)です。長くなるし興味もないだろうからこれ以上語りませんが…。

イベント終了後はB君と出待ちをして、推しの2人と少しだけ会話をして蒲田を去る。(来週、ニュー椿行こうかな…)

出待ちにCさんも付き合ってくれて、3人でスカイスパに泊ることに。Cさんに無理させてないかなとか、いろんな人とあったけどぜんぜん話せなかったなとか、ゲストにもっと気の利いた言葉をかけるべきだったなとか、1人でもやもやしたけど、3人でコンビニで買った酒を飲み笑いながら帰る夜道は楽しかった。

スカイスパに戻りサッと汗を流して食堂に合流。自分はお茶漬けにモヒート。食べたいものと飲みたいものをそれぞれ頼んでセンス0に…。カレー、焼きそば(マヨネーズ)、おにぎりとスカイスパは夜食すら上品でおいしい。(空気よめずひとりだけ個人で完食しててごめんなさい)

その後はB君、Cさんが持ってきてくれた僕のマリさんの限定エッセイを読ませてもらったり、雑誌や漫画も読んだ。言葉は少ないけど各々が読書にふけるいい時間だった。ちょっと泣いてる人もいた気がしたけど、読書で流す涙はきわめて個人的な感情だし、安易に触れてはいけないきがして知らないふりをした。

Cさんの推してる塩サウナからのサウナやってみたとか、恐山にいった話でシャーマンキングが通じたので好きなオーバーソウル聞けばよかったとか(それは違う)、B君からは犬エッセイをもらったり、今日に限らず誰かと会う縁をいつも設けてくれている。自分に限らず素直に好意的な思いを伝えられる彼を尊敬する。

3人で感想を言い合ったり、いろいろ話したいと思いつつも。出た言葉が夏休みが終わったら楽しいことがなにもない…。ダセーーーーーー。思いだすだけで死にたくなる。醜態をさらしつつも深夜3時前に読書会はお開き。

朝のチェックアウトを済ませて早々に愛知へ帰る。新幹線の中で蒲田温泉前に撮ってもらった写真を送ってもらう。

愛想笑いも面倒くさいし、自分にも他人にもあまり興味がもてなくて、人と写る写真なんてほぼ持っていないけど、この写真は本当にいい表情してるなと思う。撮ってくれたCさんありがとう。今度は3人で撮りましょう。

twitter上では面白いと思う人とささいな交流もさせてもらって、一方的な好意を募らせてばかりだけど、また誰か写真を撮りたいと思いながら6泊7日の旅行を終えた。

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