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奥手男子は自分のことを「奥手だ」と思ってないことがある

私は今、「オージのNAYAMIラボ」という世の中のアネゴたちの役に立ってるのかどうなのかよくわからないクソブログを運営しておりまして。

その中の一番のコンテンツとして「奥手男子」を扱っておりまする。

しかし驚くなかれ…私はブログで「恋愛のことを取り扱おうかな」と思い立ったその瞬間に、

「あれ?私って奥手男子ってやつじゃないのかこれ…」

と、自らが奥手だということに20数年生きてきてやっとこさ気づいたのでありました。

もし、今のブログをやっていなかったら…
恋愛のことを取り扱って男性心理をアネゴたちに紹介しようと思わなかったら…
今でも私は自分のことを「奥手男子だ」と認識していなかった自信がありまする。

ここで何が言いたいのかというと、実はこのように「自分は奥手男子だ」と認識している奥手男子って少ないんじゃないかな…ってことなのであります。

そもそも、私は「奥手」という性質について、性格的な側面や家庭環境・愛着などの側面がある…と思いつつ。

もっと言えば、「奥手というのは相対的なものなのではないか」と考えてる側面がありまする。

これはどういうことなのかというと。

例えば、以下の二人の男性がいたとしましょうぞ。

・女性に普通にアプローチできる男性(こちらをAとする)
・女性に普通にアプローチできない男性(こちらをBとする)

この二人がいたとき、Aの男性をBの男性から見ると「女性に対して積極的な男性だ」と思うわけであります。

Bの男性はAの男性を見ることで、「おいらは奥手男子ンゴ…」と、ようやっと自分が奥手であることに気づきまする。
つまり「他人の行動を見ることで、自分のことがわかる」。相対的であります。

では、こんな場合はどうでありましょう。

・女性に普通にアプローチできない男性(こちらをCとする)
・女性に普通にアプローチできない男性(こちらをDとする)

Cの男性もDの男性も、どちらも女性に対して普通にアプローチができない、いわゆる「奥手男子」であります。

Cの男性とDの男性が友達だった場合、どちらも「女性に普通にアプローチ」ができないため、お互いの行動を見て「自分は奥手男子だ」と気づく余地はほとんどありやせん

実は、私にはこんな実体験がありまして。

学生の頃の話で恐縮なんですけれども、私には仲のよろしい友達が複数人おりました。

その中の何人かは、「今、〇〇と付き合ってるんだ」という感じで彼女がおりました。

今考えると、彼らは奥手ではないですし、かといって肉食というわけでもなく。

健全に恋愛をして健全に彼女を作っておった奴らでありました。

でも、私は彼らが実際に女の子にアプローチしている姿を見ているわけではありやせんでしたので、「あいつらは私と同じ感覚を持っているけど、たまたま相性の良い女の子がいたんだなぁ」ぐらいに思っておりました(ここでいう「同じ感覚」とは、私のブログにおける「奥手男子」的な感覚であります)。

ここでちょっと毛色の違うやつがおりまして、友達のうちの一人は、めちゃくちゃ女の子にアプローチ(というかアピール?)している奴がおりました。

もう、私なんぞは女性と話すことさえ当時は恥ずかしい…と思っていたところに、そやつはそんな感覚なんて持ち合わせていないかの如く、いろんな女性とお付き合いしている…みたいな感じでありました。

ここからが大事なんですけれども…。

この友達はさっき例で紹介した「男性A」みたいな感じなんですけど、いわば「男性B」である私は、その友達を見ても「私は奥手男子なんだ」と思ったことは一度もありやせんでした。

これはなぜかというと、「そいつだけはちょっと変わっていて、他の友達は私みたいな感じのはずだ」と思っていたのであります。

自分はみんなと同じであり、そいつだけが女性に対して積極的に行ける性格なんだ…みたいな。

統計をとったわけでもないですし、自分のことを「奥手男子だ」と認識している奥手男子がいない…とは言いやせん。

でも、私の実体験として、自分のことを奥手男子だとちゃんと認識している…っていう奥手男子の方が、実は少ないんじゃないかと思うんす。

では「『自分は奥手男子だ』と認識していない」と何が起こるのか…というと。

…ここからが大事なんですけれども…。

自分を奥手男子だと認識していない場合、些細なことでさえも「私は一所懸命にアプローチしてる」と思ってしまうのであります。

そして、そのアプローチに対して女性があまり反応してくれないと、彼らは諦めてしまいやすくなるのであります。

もっと言えば、「もし私のことを好きなのだとしたら、女性から何かしらアプローチをしてくるはずだから、それがないってことは好かれてないのだ」と思ってしまったりもするのであります。

私の説明がわかりにくいので例を出して考えてみましょうぞ。

例えば、ここにアネゴのことが大好きな「ンゴ太郎」という男性がいたとしましょう。
こやつは奥手男子でありますが、自分のことを奥手男子だとは思っておりやせん。

このンゴ太郎がアネゴに対し、

アネゴさん、おいらのこと見てくれないンゴかなぁ〜…

と遠くから眺めていたとして、実はこれ自体が「アピール」の1つだと思ってる可能性があるのであります。

つまり、「自分のことを奥手男子だと思ってない」ということは、「こういう行動は女性から見ると奥手に見えるのだ」ということがわからないのでありまするね。

私は彼女と付き合って数ヶ月した頃に、

「オージは私のこと、嫌いなんだと思ってたよ…笑」

と言われたことがあったのでありますが、私からすれば実は精一杯のアピールをしていたつもりでありました。
でも、女性から(というより客観的に)見ると奥手に見えてしまう…というトリックが隠されておるのであります。

「奥手男子が自分のことを『奥手男子だ』と認識していないとどうなるか」というのが、実はこれだけめんどくさいことなのでありました…笑。

いやあ、それよりも私の説明がわかりにくいわ。すんまっせん!

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