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2022年1月で8周年を迎えるグラドル自画撮り部。新人グラドル使用のハッシュタグで依然有効はむろん、川島愛里沙、仲村まひろ、トロたんら、フォロワー5ケタの人気グラドルたちも活用中。衰えぬ支持の要因とは?

 ここ10年ほどのグラドル界を振り返り、それまでなかった動きの一つとしてSNSの台頭が挙げられる。スピーディーな情報伝達に始まり、ファンやグラドル仲間、ひいては仕事における連絡ツールとして圧倒的な改革をもたらしたと言っても過言じゃないはずだが、そんな中、ハッシュタグにおける一大ムーヴメントとして機能、認知されることになった「グラドル自画撮り部」が2022年1月で8周年を迎える。
「言わずと知れた倉持由香が部長、吉田早希が副部長、塚本舞が書記となって、仕掛けた試みですよね。発足当初は、その方向性や存在意義として様々迷いや試行錯誤があったようですが、新人グラドルを中心にフォロワー獲得の目的で使えるということで浸透してからは、猛烈な勢いでもって拡散。気がつけば2人の手を離れてワードが独り歩きし巨大化していったという実情も……。2010年代の画期的発明は、2020年代も引き続き有効と思われます」(アイドルライター)
 手前味噌ながら、筆者はグラドル自画撮り部が発足した2014年の早々に倉持由香にインタビューを試みており、そのヴィジョンや葛藤諸々を聞いている。当初はその名のもとにコンスタントな作品のリリースやイベント開催なども考えていたようだが、結果としてグラドル、メディア、ファンらが思い思いに使うツールとして定着。よけいな縛りや規制がない分、フレキシブルなコンテンツとして着実に成長していったと言える。
「特筆すべきは、新人のみならず、フォロワーが万単位の人気グラドルも依然使い続けていること。川島愛里沙、仲村まひろ、平崎里奈、白宮奈々、トロたん、四葉杏果(注.諸事情によりサブアカになったものが5万超え)といった面々が現在もそのハッシュタグを有効に使っているんですよね。実益性や愛着など、人それぞれの思いがあるはずですが、『#グラドル自画撮り部』の衰え知らずの凄まじいパワーと言えますね」(前出・同氏)
 一部メディアではその功績により“グラドル界のジャンヌ・ダルク”などとも評された倉持由香。結婚出産を経験し家庭人となった現状、グラドル界でどんな関わりを持ちながら歩んでいくのかは未知数だが、生みの親にして(8年前、すでに親の立場だった!)代名詞ともいうべきそのフレーズとの縁は当然続いていくはず。新たな展開や仕掛けに期待を寄せつつ、見守っていきたい。

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