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文春砲の超絶スクープながら、テレビでは一切報じられないあの有力国会議員の身内に関する疑惑。百田氏が挙げる謎の一つについて、ちょっとだけ考えてみた

文春砲により明るみになった、某有力国会議員の妻に関する過去の疑惑。何気なく百田尚樹氏による言及動画(ここまで4本公開。計2時間半近く!)を見たら、なるほど、妙な内容極まりなく、俄然興味が湧いた。

最新動画では氏が挙げる4つの謎について言及、推理がなされており、多くの反響が寄せられている。

で、自分もそれに乗っかりたいと思ったわけだが、自分ごときがその4つについて持論を長々ウダウダ述べてもアレなので、とりあえず、百田氏(いわく、百田コナン!)が挙げる第1の謎「被害者の父親は、なぜ、夜中の3時に息子夫婦の家を訪れたのか?」についてだけ考えてみたい。

文春の記事を読んだ方ならご承知のように、父親が息子の遺体の第一発見者となる。百田氏の疑問、推理は、
●夜中の3時に車を返してもらいにわざわざ息子の家に行くものか?
●誰かが父親を呼んだのではないか?
●その誰かとは(登場人物的に必然)彼女ではないか
●父親を呼ぶにあたっては、その前に家を訪れていたY氏の入れ知恵があったのではないか?

といったものになる。

百田氏は、念には念を入れ、「あくまで推理、仮定の話」であることを強調し、話を進めていく。虚実正否はともかく、聞き応え十分の内容が繰り広げられる。

自分に限らないと思うが、この仮定バナシで気になるのは、「彼女から電話があったなら、なぜ、父親はそれを警察に話さないのか?  通話記録は証拠として残り、警察は当然疑念を抱くはず」だろう。むろん、コナンもとい百田氏もそこは気にしており、警察側において(知りながら伏せる)なにか思惑があるんじゃないか?  と推論を展開させる。

氏も言うように、文春の書き方を見ると、妙に書き惜しみしているように感ぜられ、推理すべく駒が揃ってないようにも思われる……わけだが、個人的には、夜中に思い立って息子の家に行った父親の行動は、そこまで変には感じない。父親の性格(せっかち)や、息子とどのくらいの頻度で接していたかがわからないので、なんとも言えない。早朝から車を使う用事ができ、夜中にやむなく取りに行っても、特に不思議ではない。

父親が訪れた際、玄関の鍵はかかっておらず(ドアが開いた状態だったかは不明)、ここで百田氏は「仮にドアが閉まっていた場合、はたして、ノブを回すものか?」を懸念する。ただ、自分はノブを回してもなんら不思議ではないと考える(なんなら、万が一用に合鍵を持っていても)。なぜなら、自分がそういうタイプだから。初めて行く家はそりゃ別だが、行きなれている家はまずノブを回す。ピンポン鳴らしながら、静かに回す。鍵がかかってなく開いたら入る。勝手知ったる家だから、入る。丁重に「おじゃましまーす」と言って入る。さすがに夜中の3時ならピンポンは鳴らさない。

むろん、「電話で呼んだ」説は捨て去ることはできない。2006年頃って、ケータイの通話の記録が残るという認識はどれだけあったろう。「184(いやよ)でかけたら、記録は残らない」とか、そういう認識はなかったかしら。少なくとも若者世代の間では。

近々、その父親が会見をおこなうようだが、新たな話が出てくるか、要注目といえる。

最後に。

『産経NEWS』「花田紀凱の週刊誌ウォッチング」より。30年は平成30年の意


この案件を再度掘り起こした大塚署の女性刑事の存在が無性に気になる(苦笑)。




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