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人気グラドルにして、人気特撮シリーズ『太陽の戦士レオーナ』の名ヒロイン、大川成美インタビュー〜まだまだ続く充実の内容+α 後編

大川 で、元々そのオーディションは「RIZIN」のものだったんですね。
――あ、そうだったんですね。
大川 元々はそうだったんですけど、それは落ちて。落ちたあとに「BOMガール、どうですか?」って話をいただいて。
――なるほど。ただ、結果的にちゃんとネットニュースでも取り上げられて話題になってますよね。ここ何年か、ラウンドガールの仕事は人気グラドルの定番のものになってる実情もあって。
大川 ああ、ああ。(ちょっと考えながら)で、自分がスポーツをやってたから、仕事が楽しすぎて(苦笑)。
――話題性云々よりとにかくやってて楽しいと(笑)。やはりスポーツへの思い入れは大川さんならではのものが……。
大川 格闘技は、いままではそのよさがわからなかったんです(苦笑)。男性が闘って血まみれになってるイメージもあったんで。で、ルールも知らなかったから……。でも生で見たらすごい紳士なスポーツで。
――紳士で、真摯という。
大川 そう!(笑)。それで相手が倒れたら、周りが「試合してくれてありがとうございました!」とか。「大丈夫ですか!?」って終わったらすぐ駈け寄ったりとか。そういうのを生で見ていたら、「ううう~っ」って。「泣ける~」って(苦笑)。「BOM」(ラウンドガール)の子たちみんなで……。
――真剣勝負ゆえの感動はありますよね。
大川 「ヤバい、めっちゃよくない?」って(笑)。
――ハハハ! まあ、そのあたりの雰囲気は団体によっても違うとは思うんですけどね。ちょっと殺伐としたものとかも(苦笑)。
大川 ああ、そう言いますよねえ。「BOM」はムエタイなので、タイのしきたりがあって。
――則ってやるわけですね。
大川 ハイ。神というか、神聖な感じで進行していって。ムエタイって、ちょっと激しくって。で、タイではみんなそれでお金を稼いでいるんで、怪我したら次の試合に出られなくなっちゃうじゃないですか。そういうのもあるから、肘とか膝で。相手を骨折させないための肘とか膝。
――なるほど、あくまでダウンを奪う意味という……。
大川 そうだと思います。次の試合も出られるように……。骨折しちゃったら試合に出られなくて、お金にならなくなっちゃうので。
――向こうでは幼い子たちが家計を支えるために始めるって話も聞きますから。
大川 そうそう、そうなんです。だから、試合の入り方もこうやって(身振りしながら)お祈りを、タイの独自のやつをみんなやってて。
――儀式ですね。
大川 そういうのを見ていたら、“ああ、すごいいいスポーツだなあ”って(苦笑)。最近ハマって、個人的に見たりもしています。
――次々に思い入れが強くて密度の濃い話が出てきますが、大川さん的にコロナ禍のこの2年間でホント大きく変わりましたよね。
大川 おっきいですよね。さっきも言ったように最初の1年はヒマな1年だったんですけど、そういう中でいろんなものを見つけられたというか。
――えー、ちょっと話は変わって、確認というか、今回どうしても聞いて話しておきたかったことなんですが(苦笑)――大川さんといえば、なにかと話題の過激な時事ネタ漫才コンビのエル・カブキの2人のツイッターをフォローした最初のグラドルさんで(笑)。
大川 ハハハ。記事で書いてくれましたよね。ワタシ、観にいきましたよ(笑)。
――あ、ライブにも足を運んで?
大川 えーと、渋谷でおこなわれた……。
――昨年末の単独ライブ? 
大川 そうです、単独ライブ。渋谷のクラブ街にある……(注.渋谷「LOFT9 Shibuya」)。
――自分も行きました。自分の席は前から5列目あたりで。
大川 ワタシもです。じゃあ、同じあたりにいたんじゃ?(笑)。
――自分はカウンター側でしたが。
大川 あ、ワタシは逆側で(苦笑)。
――確か、彼らをフォローしたキッカケは、「出演した番組の前説で彼らを見て」なんですよね。
大川 そうなんです。前説で見ておもしろいなあと思って。それでフォローさせていただきました。
――行動が速すぎ(笑)。
大川 あと、YouTubeを毎日更新してるじゃないですか。
――毎日やってる「エル・カブキの今日の10分おろし」ですね。配信し続けて、実に1400回目を迎えるという……。
大川 そういうのもすごいなあと思って。
――ちゃんと2人と相互フォローになってますよね。
大川 ハイ、返してくれました(笑)。
――お笑いはかなり好きという?
大川 すごい大好きで。ほかにもフォローしている芸人さんは何人もいて。共演した方とか。
――かなり精通してると見ましたが(笑)。
大川 ラジオが好きなんですね。最近は特にハライチにハマりまくりで(笑)。ハライチのラジオがおもしろくて。
――『ハライチのターン!』。えーと、昨年は4年ぶりに『M-1』にも出て、5年ぶりの決勝進出しましたね。
大川 そうなんですよね。ハライチはどっちもおもしろいですよね。
――お2人、違った意味で才能に溢れてるというか。
大川 あの感じ、すごいですよね。岩井さん、『おはスタ』とかにも出てるじゃないですか。万人受けしつつ、毒舌な感じがいいですよね(笑)。毒があるのに、子供受けもするじゃないですか。ちょっとキレキャラみたいなところもあって(苦笑)。
――彼らって芸歴と芸風を着実に積み重ねて、再度再度実を結んでいった感じで。
大川 ホント、そうですよね。どっちもいけるってなかなかないと思うんですね。朝も晩も出ていて……。
――コンビどっちもOKに加えて、朝晩どっちもOKという。
大川 『ゴッドタン』向けは朝は出られない感じもあるんですけど、両方出て、どっちもおもしろいっていうのが(笑)。
――子供たちのヒーロー、ヒロイン務めてきた大川さんからすると、そのあたりは理想の形?
大川 ワタシは、どっちかっていうと、両方で行きたい(笑)。
――やっぱりそうですよね。ハライチ路線で(笑)。
大川 ハハハ!
――あらためて最後に触れておくと、13枚目となる最新DVDは夏ぐらいに発売予定。とても楽しみです。
大川 まだちょっと先なんですよね。ちょっと前に沖縄で撮ってきて。久しぶりの沖縄での撮影だったんで楽しかったです。
――撮影での沖縄は久しぶり?
大川 たぶん、2 nd(DVD)以来じゃないかなあって。
――前作と同じエアーコントロールからのリリースですが、やっぱり評判がすこぶるよかったという。
大川 ダウンロードがすごくよかったようで、それですぐに呼んでいただけたようで(苦笑)。
――amazonのランキングにも上位に入りましたしね。うーん、エアコンはDVDメーカーとしていま無類に調子いいようで。
大川 あ、そうなんですね(笑)。よかったです。
――大川さんもその流れに……いや、その流れにも(笑)乗っていただいて、相乗効果でさらなる結果を……。
大川 ハハハ。がんばります!


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