見出し画像

沈丁花っていい香り。懐かしいような切ないような香りがする。

道を歩いてると沈丁花の花がいい香り。
金木犀も沈丁花も、なぜか懐かしくて切なくなる香りだと感じるのは、子供の頃、嗅いだことがあるからなのかなあ。

水仙もフリージアもそうかも。

だって、お母さんが好きでいつも飾ってたカサブランカの香りも好きだけど、懐かしいとは思わない。
大人になっても自分でも部屋に飾るからだろうか。

沈丁花や金木犀なんかは、あんまりお家に飾らなかったし植えてもいなかったし、道端とか外で偶然出くわす匂いだったからかもしれない。

学校の帰り道とか、遅くまで遊んじゃってちょっと悪い事してる?みたいな時とかに、嗅ぐでもなしに嗅いでた香りだから、そういうシチュエーション込みの懐かしさなのかも。

去年、金木犀の木はいつも行くお花屋さんで偶然見つけて、買っちゃったんだよね。
まだ1メートルもないんだけど、お花屋さんの話では花は咲くらしい。

沈丁花の花も欲しいな。
散歩してて見たんだけど、玄関先に50センチくらいの沈丁花の鉢植えが置いてあって、それでもわんさか花が咲いてて、いい香りがしてた。

あの大きさでも立派な沈丁花なんだと思ったら欲しくなってしまった。
ベランダにあったほうがいいのか、散歩でふと香ったほうがいいのか、どっちだろう。

うちのマンションのベランダから見えるマンションのベランダに椰子の木?みたいなのが2本置いてある。

そのベランダは普通の90センチくらいの幅の普通の規格のベランダだから その2本の椰子の木の存在感は半端ない。

その椰子の木はすでにベランダの屋根を飛び出して斜めに生えてて、そこだけ何気に南国気分だ。

3階くらい?上から見てると、その椰子の木の他にも可愛い花が所狭しと置いてあって、季節ごとに手入れしているみたいで、冬でもパンジーやノースポールとかの花が咲いててほんとにかわいい。

なんか、それだけで優雅な感じだなあと思ってしまうし、見てるこっちまで楽しくなる。

時々、枯れたまんまの鉢植えとか、お家を建てた時にはなんか飾ってあったのか、飾ろうとしたのかわかんないけど、立派な鉢植えが備え付けてあって、そこに枯れたなんだかわからない植物の残骸を残したままにしてるお家の玄関を見ると、別に私には関係ないんだけど、悲しくなる。

お家を建てた時の気持ちはどこにいったんだろうって。

いらないお世話だね。

何でも初めの時の気持ちを大切にするって難しいのはわかる。

私だって人の事言えない部分もある。
買った時はすごく嬉しかったのに、時間が経ったら大切にしなくなった物とか、クローゼットに直しっぱなしにしちゃってる服とか。

前、靴箱片付けた時、上の方に靴箱があって、これって何が入ってるんだろう?って開けてみたら、華奢なストラップの白いエナメルの綺麗なサンダルが、薄紙に包まれたまんまの形で出て来た。

私が買わなかったら、他の人に買ってもらえて、大切にしてもらえてたかもと思ったら、サンダルに申し訳ない気がした事を思い出す。

気をつけていつもフレッシュな気持ちでいよう。
物も大切にしよう。

今日はアレの先行を見に行く。
物語も映像も楽しみだけど、大音量で聴く音楽がムッチャあ楽しみ。

ガッツリっ浸って、身体中で堪能しよう。それで、つまらない事も、ちょっとだけあった嫌なことも、映画館に置いてこよう。

今日までお仕事頑張った人、週末は弾けちゃって下さい。
来週はものすごくいい1週間になるだろうことが、私には見えます!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?