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「上達へのセオリー 3. ほんの少しでいいから、負荷をかけた練習をすること」♯11


楽をしすぎない設定 ってどんなだろうか。
当たり前のことだけど、出来ないことは気持ち良いゾーンの外側にあるわけで。
人間の脳はすぐに怠けたがるものだから、みんなが皆何でも手にできるわけではないのだよね。
脳が怠ける癖を分かった上で、あえて負荷をかけられる人は本当えらい!

ただ譜面を弾くだけではなく、ほんのちょっとだけ、練習に負荷をかける。
そんなことはわかっちゃいるんだけど、いつしか慣れてくると負荷を軽くしてしまうのが人間。ジムの筋トレのように、トレーナーの「123・・9あと一回〜〜 9あと一回〜〜 9あと一回〜〜 じゅうぅぅ〜〜〜! よく頑張りました〜〜腹筋喜んでるね〜〜♪」みたいなやつ(笑 

これを続けることで、脳の中で変化が起きていく。制御されていた領域が広がっていく。この脳の変化こそが「能力」の正体。


My上達へのセオリー5
1. 憧れの存在を持つこと そして徹底的に真似すべし
2. 二つの目標 大きな夢と小さなステップ を設計すること
3. ほんの少しでいいから、負荷をかけた練習をすること
4. 集中できる時間だけを使うこと
5. 全ての練習にフィードバックがあること

目の前にぶら下げられた人参が、パクっとするたびにちょっとずつ離れていく。けど、ここまで進んだら食べれる。ちゃんと食べる!そういう設定がいいと思う。
いつまでも食べれないと、諦めちゃうしね。

これって、一人でするのはね〜 モチベーションの高さがないと続けられないのよね、なかなか。そう、だから怠け者の大人には応援が必要なのだと思うのよ。

余談ですが・・
中学生の時に、一日体験入部したソフトボール部。その日がたまたま試合で、コテンパンの負けた試合だった。激怒した顧問は、部員にグランドを走らせた。私は試合を見ていただけにもかかわらず・・走らされた。
そして拡声器持って叫んでいた「苦しめ〜〜もっと苦しめ〜〜〜〜〜〜!」と(笑。
恐怖政治・・、ある意味走らせることには効果的ではあったが、しかし私という部員はもちろん獲得できなかったのは、言うまでもなく。

このスポ根、精神論。でも嫌いじゃないんだよね。悔しさが、自分を燃やすタイプなもので。
褒める!という指導もある。大切だと思うけど、正直な人間なのであまり多用できない(笑

相手を「やる気にさせる!」その気をどうやって引き出すのか!なのだよね。
どんな「やる気」でこの人のパフォーマンスは上がるのか。
やる気を燃やし続けさせることが、負荷を気持ちよくさせる秘訣なのだろうね。

達成する目標を明確にすること。必ず達成できると信じさせること。ご褒美をあげること。そうして負荷を気持ち良い作業に変えていく。

これで十分!の向こう側に広がる世界を見にいくことが、才能を作り出すことなのだと思う。

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