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「どうしたら上手になるか人に聞きまくる」♯6


二胡をスタートして最初の三年はただのお稽古事でした
それでもかなり熱心な生徒ではあったと思う
師事していた村井先生は、とても明るくいつも素晴らしい!と褒めてくれる先生だったので、私も弾いていてとても楽しかった
当時はツアコンをしていたので、二胡を担いで添乗先でお客様に二胡を弾く!なんて思っていました
ツアコン引退した今もその思いは残っているんだけどね。。

お稽古事
これはこれで良かったのだけど、そもそもが「欲深い」人間なもので
もっともっとが止まらんのですよね
やりたいと思うと、その衝動が止まらんのです
もっと上手になりたい!もっと気持ちよく弾きたい!
もっともっと〜〜〜ぉ

「どうしたらできるようになるんだっ」
周りにいる知り合いのミュージシャン達に聞きまくってみたんです
「どうしたら楽器が上手になりますか?」って

ある方はこう言いました・・「人前で弾くことです」
ある方はこう言いました・・「人前で恥をかくことです」
ある方はこう言いました・・「音楽に真摯に向き合うことです」
ある方はこう言いました・・「恋をすることです」(笑)

名セリフたちばかりでね、聞いた時にはハートは感動するんだけど
実際何したらいいんだ??ってなる
色々聞いた中で自分がすぐにできること「人前で弾くことか〜〜〜」
考えるよりも、先に思いつく!「うん やろっ!」って。

しっかしだ!
この実力では、誰も呼んでくれるレベルではないので、そうだ!自分でセッティングすればいいよね 自分で!
場所も仲間もお客様も、全部自分で作ればいいよね。うんうんそうしよう!
野次も石投げるのも、手加減してくれるだろう。

そして💕



私はまた決めました。自分のライブをやる!と・・。
「バースデー二胡ライブ💕」決定
・会場借りました
・一緒に作り上げてくれる家族・心友たちを引き摺り込みました
・有料にしました
・ケータリングお願いしました(いざとなったら食事とお酒で誤魔化そうと)
・厚かましいことに昼と夜2回公演しました

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この時ケータリングをお願いしたのが、知原ひろしさん。現在は週末起業カメラマン知原塾を主宰する、カメラマンであり、起業家として大活躍中。
でも、この時は料理家でした。この時写真もたくさん撮ってもらって、今だにプロフ写真として使わせて頂いています。

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大好きな人たちだけに囲まれて、大好きな二胡を弾いて、この時の写真を見ると、気持ちよく弾けたんだろうなというのがわかります。

緊張の中のガチガチの中で何もできずに終わった初発表から2年
この時は、緊張もしたけどすごく楽しく、幸せだった。
この日に向けて練習してきたことは、多分大体は出せたんだと思います。

人前で弾くというのは、上達への一番の近道になることは間違いないのだけど
自分が幸せでいられる「場」をセッティングする事がすごく大事です。

一人でもお客様がいれば、そこはステージになる
聞いてくれる方に心を込めて送った音は、感動の塊になる

この夢のようなライブから数日後 現れた「課題」という壁 ど〜〜ん!(イケメンじゃないやん。)
冷静になるって、いやね(笑
また聞いてくださった方々へのご恩返しの旅路が始まるのでした。

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