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四国歩き遍路の記憶#002 持ち物

こんにちは。こんばんは。
四国遍路の整理に挑戦中 とっつーです。

前回は変なところで力尽きてしまい申し訳ありませんでした。今日は持ち物のことを書いていきます。
早く本編に入りたいよぉ…


やること① 東京→四国のアシの手配

は、前回の記事をお読みください。
目次の体裁を整えたくて入れちゃった (´ε`;)

やること② 荷造り

前回、まず最初にネットで情報収集をしたと書きましたが、持ち物の詳細まで書いたブログは少なく、野宿想定の持ち物なんてなく、キャンプや登山の記憶を頼りに荷物をまとめました。
子供の頃、父の趣味に巻き込まれて渋々やった経験が、初めて役に立ったと言えます。アリガトウ オトウタマ

歩き遍路は荷物を軽くすべしとなると、高機能なアウトドア用品で揃えるのがベストなのでしょう。しかし、軍資金が潤沢ではありません。
なぜか父の道具の一部が手元にあったのですが、どれも古く、今(2006年当時)のものと比べると重いものばかりです。しかし、軍資金が潤沢ではありません。

手持ちのもので出発し、どうしても、どうしても、どうしても、どーーーしても無理だったら現地で買い換えよう。自分の体力に掛けてみよう。
そう決めました。

最終的に以下の荷物をパッキングした、はず、です。書き洩らしがあったら……ゴメン(•ө•)♡
※2月用。不要だったものもあります。
 本当に必要だった持ち物は、いつかまた。

 <バッグ>

兄のバックパック(50L) / ウエストポーチ
私のバックパックには荷物が入り切らず、兄のものを借りました。体格には合わなかったのですが、可能な限り調整しました。

 <貴重品>

財布と中身 / 保険証 / 学生証 / 学割証 
携帯電話 / デジカメ / 充電器 / SDカード

この頃はガラケーでしたねぇ……
バスや帰りで使うかもしれないので学割証も数枚用意しました。

 <文具・家電>

ボールペン / シャーペン / 消しゴム
日記用ノート / たこ足ソケット / 延長コード
日記がシャーペンで書いてありました。取消線まみれにしたくなくて、鉛筆と消しゴムを持っていったのだろうと思われます。

 <日用品、衛生用品>

固形石鹸 / ヘアブラシ / 歯ブラシ / 歯磨き粉
綿棒 / ティッシュ / ウェットティッシュ / マスク
レジ袋 / 小ビニール袋 / ジップ袋(大小)
リップクリーム / ハンドクリーム / 目薬

メイクどころか日焼け止めもしない。シャンプー類は宿のものを使う。なかったら固形石鹸。髪のきしみは我慢。と、腹を括りました。
オールインワンシャンプーの小さいのくらいは持って行っていたかな。どうかな。

軍手 / バンダナ / 手ぬぐい / フェイスタオル
小包装の洗濯洗剤 / ハンガー / 裁縫セット
カミソリ / 爪切り / 虫よけスプレー / かゆみ止め
絆創膏 / 湿布 / 新聞紙/ トイレットペーパー
バンダナはハンカチ用、手ぬぐいは汗拭き用、フェイスタオルはバスタオルと(一応は)区別しておきました。
新聞紙はアウトドアの必需品ですよね(と私は思っています)。

 <衣類>

・ジーパン  ×1  ・スウェットパンツ ×1
・綿のロンT   ×3    ・綿の長袖シャツ  ×2
・フリース  ×1  ・下着       ×3
・靴下(綿) ×4  ・靴下(ウール)  ×2
・山向きの靴 ×1  ・折り畳める靴   ×1
・ゴアのレインスーツ  ×1

衣類は数量も挙げてみます。
3日分で寝間着なし。昼はジーパン、夜はスウェット。洗濯中はレインスーツのボトム。入浴したら翌日のTシャツを着る。という割り切りをしました。
靴下は途中で替えるとマメ予防になるというブログがあったので多め。

知識のある方なら綿の多さに呆れることでしょう。
わかります。私だって一応はわかっていました。
でも、この時は綿の服しか持っていなかったのです。舗装路が多いので、きっとなんとかなると思ったのです。
実際、なんとかなりました。後悔はしました。

 <雨具>

レインポンチョ / 45Lビニール袋 / 折り畳み傘
45Lゴミ袋はバックパックの雨カバー代わりです。
レインポンチョは古いゴム引きの立派なものでした。防水性は完璧だけど重かった…(;´Д`)

 <食べ物>

お菓子(塩系の飴、チョコ、ドライフルーツ)
粉末タイプのスポーツドリンク / 常備薬

歩きながらカロリーと塩分補給ができるように、個別包装の塩味と甘味を。体調に合わせて濃度を変えられるように、スポーツドリンクは粉末で。
後々、これに昆布茶系を足すべきだと学びました。
薬はビタミン剤と痛み止めだったかな?

 <野宿の備え>

1L水筒 / コッヘル / 屋外用缶入り固形燃料
フォーク / 粉末スープ類 / カロリーメイト類
ティーパック / 寝袋 / アルミシート / 毛布
手回しラジオ / ヘッドライト

念のために最低限と思う野宿の備えもしました。
水と食品と暖をとるものと照明です。
真冬用の寝袋がないので、薄手の毛布と防災用品のアルミシートも持っていってみました。

 荷物の最終形態

ここに現地購入の遍路用品が加わります。
水場がわからないため、山間部ではできる限り水1Lには口を付けないようにしていました。荷物の重さは測っていないのですが、重いときには10㎏を超えていたのではないかと思います。

荷物が写り込んでいた奇跡の1枚
座卓の上にある厚めの本の正体は後日にでも

よくコレを背負って連日歩けたよなぁ…とも思うし
人の体の適応能力ってすごいよなぁ…とも思うし
山用品がどんどん進化するのは納得だなぁ…とも思います。

ここまでで2,000字超えです。
持ち物を細かくリストアップしているブログが少なかった理由、やってみると分かりますね。

お金のこと

ここまで何度か「軍資金が潤沢ではありません」と書いているのですが、正確には予算不明でした。
というのも、2006年当時、遍路のブログをあげているのは定年退職後の方が多かったのです。費用まで書くマメな方は節約旅はされていませんでした。
1ヶ月にわたる長丁場、どこまで体が耐えられるのかが全く読めなったというのもあります。
資金が潤沢なのか不足なのかすら、わからない中での出発です。
 非常時にはお金を貸してください
メガバンクとゆうちょの口座番号を添え、親にこうメールをして出発しました。

トップ画のこと

この記事のトップ画像は マントラ塔の天井
 撮影日時:2010/2/11 13時頃
 撮影場所:51番 石手寺 奥の院
 ここ、怖かったっけなぁ…

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