四国歩き遍路の記憶#021 19日目 2006.3.13 39-40番 雪の峠越え
こんにちは。
四国遍路の整理に挑戦中 とっつーです。
愛媛を震源に、瀬戸内海沿いに地震があったようですね。
最大震度4ならそれほど被害はでないだろうと思うけれど…何事もありませんように。
2006/3/13(月)の概要
天気:雪⛄ 6.8℃/0.6℃
札所:39.延光寺 40.観自在寺
移動:徒歩 26km
宿泊:観自在寺(通夜堂)
起床:5:30 就寝:21:00
支出:2646円
修行の道場(高知)の最終日 かつ
菩薩の道場(愛媛)の初日
7:00~15:30 歩き遍路
まさかの雪が降りました⛄
遍路小屋
お遍路さんの休憩場所として整備された小屋のことを遍路小屋と言います。東屋が多いですが、デザイン性が高いもの、大師堂や地蔵堂、ビニールハウス…と、色々なタイプがあります。
小屋は地元の有志が管理されていて、お接待としてお茶やお菓子を振舞っていたり、善根宿も兼ねていることも。個人宅や商店の軒先にベンチを用意してくださっていることもあります。
雪の松尾峠
高知と愛媛の県境・松尾峠越えは雪になりました。
体が暖まってくると、気温の低さがむしろ心地良く感じます。高知側と愛媛側で山道の整備具合が異なり、愛媛側は遊歩道のようだと感じたようです。
高野山 佛眼院
だそうです。イイ感じがしない…(´・ω・`)?
山の中では感じなかったのですが、舗装路に出ると呼吸がしにくいほどの風が吹き荒れていました。体が冷えるためか妙に足取りが重くなります。
札所を打つ
< 39番 赤亀山 延光寺 >
高知 最後のお寺です。16日目の四万十市で行った石見寺から札所が移されたお寺でもあります。朝早いからか、眠そうな男性が納経をしていました。
< 40番 平城山 観自在寺 >
愛媛県最初のお寺です。羽振りの良さそうな、よく整備されたお寺でした。
というわけで、無事に通夜堂に泊まれることになりました!!
宿:観自在寺(通夜堂)
通夜堂とは、本来は夜通しお経をあげて過ごすためのお堂をさします。四国ではこの通夜堂を善根宿として歩き遍路に無償で提供しているお寺があります。その場合は、通夜堂と呼んではいるものの、お堂というよりは倉庫や集会所といった雰囲気です。
観自在寺の通夜堂も集会所のようなところでした。
荷物を置いて、近くのスーパーへ。このときのレシートを、翌朝、通夜堂に置き忘れた気がしてなりません。善根宿にしろ通夜堂にしろ、ゴミは残さないのマナーなんですが…やっちまったかもしれない(-_-;)
ちなみに、観自在寺には宿坊もあります。
★各図の出典★
図1〜図3はネットから図を借用し作成しています。
※1: 「四国遍路」 基本情報|日本遺産ポータルサイト の 詳細(PDF)を加工して作成
※2: 歩き遍路のための「四国遍路」巡礼マップ | 聖地巡礼 四国遍路 | 回遊型巡礼路と独自の巡礼文化 の 一括ダウンロード(PDF)を加工して作成
日記の原文
note記事を利用して手書き日記のデータ化もしているのですが、私的なものをフルオープンもどうかと思い、原文は有料化という鍵をかけています。
自分にしか分からない書き方の部分は、補足を付けてあります。
木々に囲まれた山の中の方が暖かくて、平地は風をもろに受けるから寒い。考えてみれば当然のですが、この日まで、そんなことは考えたこともなかったです。
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