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岸田総理の補正は誰のため/逢坂誠二 #7577

今日は先ほどまで、朝まで生テレビに出演しておりました。そのため完全な睡眠不足です。今日は朝の飛行機で札幌入りし、道連の常任幹事会、午後は道連のセミナーが行われます。

臨時国会召集は10月20日となる方向のようです。

1)岸田総理の補正は誰のため
26日、岸田総理が経済対策を10月末にまとめるよう正式に指示をしました。10日、インドで経済対策の実行を表明してから2週間以上経過しての正式指示です。

*物価高から生活を守る対策
*持続的賃上げ、所得向上と地方の成長
*成長力強化に資する国内投資促進
*人口減少を乗り越える社会変革の推進
*国土強靱化、防災・減災など安全・安心の確保

この5本柱で構成すると言います。

補正予算は財政法29条で「予算作成後に生じた事由に基づき特に緊要となつた経費の支出」とされています。

令和に入ってからは、コロナ禍もあり、補正予算額が相当に膨れ上がっています。

平成30年間の補正予算総額:137兆円
令和4年間:143兆円

今回の5本柱は、タイトルだけ見るといずれも必要なものに感じられますが、「緊要性」の点で言えば物価高対策が最優先です。

最近は、補正予算が秋から年末にかけての年中行事になっています。その他の柱も不要なものではありませんが、最近は補正の繰越や執行残も少なくありません。今回補正対応すべき案件なのかどうかをしっかり見極める必要があります。

今回の補正の柱を見ると、国民生活の底上げではなく支持率の浮揚を狙っているように思います。また補正予算提出の時期を明言しないのは、解散のタイミングを見ているからでしょうか。国民の暮らしよりも、自分中心の対応に見えます。

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2023.9.30===

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