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日本の将来はどうなるのか/逢坂誠二 #7581

【23年10月4日 その5884『逢坂誠二の徒然日記』 #7581
夜明け前の都内、多少の音立てて降る雨です。気温18度。日中も雨時々曇りで、気温は20度までしか上がりません。都内も暑かった夏から完全に秋に移行しました。

3日のニューヨーク外国為替市場では円安が一段と進み、円相場は一時1ドル=150円台まで値下がりしました。

1)日本の将来はどうなるのか
最近、私は日記などで以下のことに言及しています。

*少子化と人口減少
*GDPの2倍を超える国債
*日銀が発行国債の半分を所有
*日銀がETF(上場投資信託)で購入した額53兆円
 (日銀の株保有比率が10%を超えた企業が72社)
*食料自給率38%(化学肥料自給率はほぼゼロ)
*教育費の公費負担比率はOECDで最低水準
(1位:ノルウェー6.4%、平均:4.1%、日本:2.8%)
*科学技術論文ランクの低下(世界13位)
*公立学校教員志望者の減少
*医薬品、医療機器、情報通信機器は貿易赤字
*GDPは世界3位、国民一人当たりGDPは31位(2022年、IMF統計)
 (シンガポール6位、香港20位、台湾33位、韓国34位)
*円安状態

海外との連携なしに世界のどこの国も立ち行かないのは事実です。しかし日本は、食料、エネルギー、医療機器、医薬品、情報通信機器などをはじめ、海外への依存度合いが相当に高い状態です。さらに経済も国家全体で見ればGDPは確かに世界3位ですが、国民一人当たりGDPは31位です。さらに教育にも暗雲が漂っています。また株価の下落、金利の上昇などのリスクも抱えています。日本の将来はどうなってしまうのか、相当に厳しい状況です。

私は、日本を卑下するためにこんなことを指摘しているのではありません。こうした厳しい現実を確実に受け止めて、何をしなければならないのかを総力を上げて検討し、取り組む必要があると考えています。

大きくは三つの取り組みが必要です。

*人への投資
*未来への投資
*政治の機能強化
(これに加えて万が一の金融危機等に対する備え。)

今後、これらの内容について、多くの皆さんと共有できればと考えています。

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2023.10.4===

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