セラピストは、いいカーナビでありたい。
セミナーを受けてきました。
その中で、とても印象的だった講師の言葉が
正しさで、人を裁かない。
最短=最善ではない
という感じ。
リハビリテーションにせよ、療育にせよ、
必要としてくれている方は、
運転でいえば、目的地へ一人で行くのが難しい状態。
だから、カーナビとして、僕らセラピスト·指導者がいる。
僕らが代わりに運転する訳でもない。
いいカーナビは、
最短ルートもそうだけと、
他のパターン(渋滞しにくい道優先とか、高速使わないとか)だって提示する。
カーナビは、例え道を間違えても、怒らないし、
見捨てない(笑)
当たり前だけど、リハ、療育、指導の世界ではどうだろう?
自分の提示通りでない時に、嫌な言動が出ていないだろうか?
何でできないんだ?!って、運転手(生徒だったり、利用者さんだっり)を責めてないだろうか?
昔は、僕も最短が一番で、関わっているんだから最短であってほしい!という、僕の願望を押し付けてしまっていた。
そうなると、最短でない時に、責める姿勢になってしまう。
でも、最短でない理由があるんだ。
途中で買い物しないといけないかもしれない。
どうせなら、景色のいい道を見たい。
むしろ、そういった気持ちの方が優先される時の方が多い。
カーナビつけているのは、最短で行きたいからでなくて
例えどこへ行っても、目的地に着くようにしたいから。
大切なことを思い出してくれたセミナーでした。
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