見出し画像

【報告】市民向けストレッチセミナー開催しました!地域で動く理学療法士

目次
参加者の特徴と、行ったこと
地域活動で気をつけていること
実際に行っていて、感じること

参加者の特徴と、行ったこと

参加者は18名でした。気になるところを伺うと、
1位:膝、2位:腰、3位:肩 と、王道でした笑

約2時間で、まずは自己紹介、ストレッチの種類や特徴を説明し、実技に。前半は膝・腰に強く影響する股関節を
後半は肩に影響する部分として胸・脇を中心に、おまけで腕の使い方についても説明させていただきました。

活動中に気をつけていること

こういった活動の時、僕は骨標本をよく持参します。見た目のインパクトもそうですが笑、実際に骨を動かしながら説明すると、理解してもらいやすいです。

理学療法士の得意な?マンツーマンではなく多くの方にお伝えするので、効果の感じ方にも差が出てきます。皆と違うと大丈夫か?と不安になりやすい方もいますので、補足をしながら、変化を感じた場所と、日々の困りごとが似ている人には継続してもらうようにお声かけしました。

そもそも地域活動しているのは、予防できることは予防したいという想いから。自分でできる!と思っていただき、継続してもらうことが大切。なので特別な器具は使わないようにしています。(あえて「体験会」という場合もありますが)

今日は胸のストレッチでよく伸びるだろうと思ったやり方の反応がイマイチでした。そこで別パターンも行うと、その方が良い反応。こういった反応を見ながら行うには、今の僕としては20名あたりが限界です。単純なお伝えなら、50名とかでも大丈夫ですが、「運動して変化を感じてもらえてるか?」を確認するのが、セミナー形式の強みだと思っています。

実際に行っていて、感じること

テレビや雑誌とかでも見聞きしてそうなことでも、いざ体を使って自分に合っているか、効果を感じながら行う人というのはかなり少数派なんだと感じます。健康に過ごせたらいい。けど実際何をしたらいいのか不安がある。そういった方に、理学療法士など、医療・介護現場を知る人が早めに関われるのは、価値あることなのではないかと感じます。

まとめ

健康寿命増進のため、地域で話しを聞きたい、参加したいというニーズはある。理学療法士が、予防分野でお伝えできることも多い。ただし、1対複数となる時には、安全で、行いやすく、参加者の大半に必要な実技にするなどの工夫をしていくことが、1対1の時と異なる点になる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?