見出し画像

子供と、大人(親)とおもちゃの三角関係

【私はこんな人:2児の父です。理学療法士やら、特別支援教育の支援員なんかしており、子供の発達・成長にすこぶる関心をもっています。】

先日こんな本を読みました。

その中で、タイトルについても書かれていました。

親子の一直線のやりとりに、おもちゃを通したラインも作っての△関係を。

どんなおもちゃにせよ、遊びにせよ、これが一番大事なんじゃないかと思ってます。

(でも、そうはいってもできてないことがあり、自戒をこめて書いてます。)

遊び方の変化(発達)

うちの上の子は3歳。遊び方が変わってきました。

同じ場所に他の子どもがいても、別々に遊ぶ「平行遊び」から

連合遊びっぽくなってきたんですね。

(※遊びの種類についてはこちらを。)

自分中心なのは年齢的に妥当。でも、大人と違って子どもは世間話しません。

友達とつながる大事なツールが遊びであり、おもちゃなんですよね。

遊びから学べる社会の楽しさ

本の中でこんな文がありました。

 子供がコミュニケーションの大切さを最初に知るのが、おもちゃのやりとり、遊びの共有なのです。
 保育園などに通いはじめて集団行動をするようになると、急速に社会性が開かれていきます。しかし、それでもルールを守れないこともあります。
 それは何か問題があるということではなく、社会性が開かれていくことによる「プラスの経験」をまだ味わえてないだけだと思います。

今の時代だからこその△関係の強化を

兄弟が減り、地域のつながりが減り、子供が、子供のうちに関わる人間の「数」は減っています。(それはそれで解決したい事なのですが、置いておきます)

その中で、「親のコミュニケーションの取り方」って、最高のお手本なんですよね。

「かして」
「どうぞ」

もそうです。

「これ、楽しかったね。 (怖かったね。 びっくりしたね。 おもしろいね。不思議だね。仕方がないね。などなど)」

遊んだことに続いておきる気持ちについて大人が言葉をつけてあげることで、子供が「あぁ、これは○○な気持ちなんだな」と学んでいくそうです。

どうしてもバタバタすると、子供にも

「ティッシュ!」

「はよとってきて!それじゃない!」

みたいな自分がされたらちょっと嫌かもなという言い方もしてしまいがちですが、大好きな親のやり方は真似しちゃいますよね。

一人遊びから、遊びが発達していく中、あまりにも大人が無関心だったり、不適切すぎるリアクションだと、それを学んでしまうかもしれません。
(以前読んだ、こちらの本にも通ずるところを感じました。)


本で紹介されていたおもちゃの紹介と、まとめ

別のブログで、齋藤さんがおススメされたおもちゃカタログを探してみました。(こちら

紹介されているのものは、5感を使ったり、いろんな工夫ができたり、おもちゃ自体のすばらしいものばかり。

ただ、あげて終わりにせず、おもちゃで遊んでいる子を放置しすぎず、おもちゃと子供のやり取りに、大人も入った関係を意識したいです。

この記事が参加している募集

育児日記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?