【専門商社志望の就活生向け】専門商社のメリットは何ですか ②専門性

 こんにちは!筋トレ系サラリーマンの、オータニと申します。

今回も、専門商社の強みである専門性について、私が思うところを書いていきたいと思います。

以前の記事と同様、「貿易取引のある専門商社」を対象とした内容となります。

【就活生向け】「専門商社」と「総合商社」の違いは何ですか?の記事で書いたように、個人的な印象として、総合商社や他の大企業と比較すると、大まかに以下のような違いがあります。

今回はこの中でも、「専門性」について考えてみましょう。

「専門商社」はその名の通り、基本的には特定の商材を扱うことに特化しています。

(もちろんどの企業においても自社の専門分野・得意分野を持っているわけですから、一概に専門商社だけに専門性がある、なんてことはありませんが

ただし総合商社や大企業は事業規模からしても幅広い商材を扱っているのに対して、比較的規模の小さい専門商社はニッチな商材だけに特化していることが多いです。

よって、余り知られていないニッチな商材の専門知識を磨くことが出来るかもしれませんね。

誰でも知っている製品の知識をいくら磨いたところでライバルが沢山いそうですが、ニッチな製品であれば、他社あるいは他社の人との差別化が「比較的」容易に出来ているはずです。

この差別化できるような専門知識は、転職にも必須です。

特に大卒の文系の人間は、一般的にこれといった専門分野を持たないまま、就職をします(私がそうでした)。

もし将来的な転職を頭の片隅に入れているのなら、誰でも出来る仕事ばかりをこなして、何も専門性(=市場における武器)をつけないと、将来的な転職が難しくなるのは目に見えますよね。

※英語が話せる、パソコンが出来る、簿記が出来る、程度では他者と差別化できる専門性にはなり得ません。そんな人はごろごろいます。(否定しているわけではなくて、新卒一括採用の枠組みでの中では優位に働くと思いますが、転職となるとそこまで優位には働かない、ということです。)

将来の履歴書にかけるような専門知識を現場を通じて身に付けるためにも、専門商社は良い選択かもしれません。

もちろん、転職においては、そのニッチな知識が役立つ場所を見つけることが大切です。

この専門性は、当時の私の就活の軸の一つでした。

軸については、改めて別記事で書いてみたいと思います。

オータニ

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